「些細なことでも」
些細なことでも夢中になれるモノがあれば
毎日が楽しくなれば良いんだけどな
「心の灯火」
何回も消え掛かって燻り続けている
心の灯火
まだ自分に心の灯火なんてあったんだ、と
しぶとく燻りながらも灯火を続けてるのは
古本とプラモデルなどの存在があるからだ
友達は必要最低限の付き合いしかないから、
支えには入ってないかもしれない
端からみれば、一人ぼっちで、
寂しい、可哀想だと思われがちだが、
趣味が灯火の力になる場合もあるんだと
俺は知った
精神的にまだ余裕があるんだ
余裕があるなら、古本もプラモデルなど
趣味に没頭していれば灯火は消えないだろう
「不完全な僕」
言動に不完全だらけな僕を
全ての疑問符を嫌な顔をせずに
教えてくれた
僕はまたまだ不完全だらけで
完璧にはなれない
「物事を全て覚えて完璧にこなせる人なんて居ないよ、
少しぐらい欠点があるぐらいが丁度良いんじゃない?」
僕は完璧にこなすことを目指してたけど、
君が離れていくのが怖くなって
不完全な僕のままでいることにした
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「開けないLINE」
君からのLINEが届く度に
僕は開くことを止めた
僕が君からのLINEを開くことを止めた理由は
「御免。貴女の担当から外されちゃった…。
詳しくは来週に話すよ」
その一通のLINEから
君からのLINEはもう開かないて決めた
楽しみにしてた君からのLINEは…
もう開けない…
「香水」(一行詩)
香水一滴で別な女を演じる
◆
香水の匂いで男を身に付ける
◆
香水は嗅覚を騙す
◆
香水の匂いで騙して騙されて
「言葉はいらない…ただ」(一行詩)
言葉はいらない…ただ、頭で皿を持ち上げての飯くれコール
◆
言葉はいらない…ただ、飼い主をカツアゲするちゅーる欲しさに
◆
言葉はいらない…ただ、爪切る前に逃げられる始末
◆
言葉はいらない…ただ、目力で文句を云う猫又寸前の猫よ