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8/30/2024, 1:48:45 AM

「言葉はいらない…ただ」(一行詩)

言葉はいらない…ただ、頭で皿を持ち上げての飯くれコール
           ◆
言葉はいらない…ただ、飼い主をカツアゲするちゅーる欲しさに
           ◆
言葉はいらない…ただ、爪切る前に逃げられる始末
           ◆
言葉はいらない…ただ、目力で文句を云う猫又寸前の猫よ

8/29/2024, 12:41:33 AM

「突然の君の訪問」(一行詩)

ボロボロの蛇の目傘をさして無口の君の右手には
      ◆
網戸に張り付くアマガエルは着地場所を間違えて
      ◆
二匹の野良猫は「暫く厄介になる」と居着くは最後に夫婦になり
      ◆
薄茶の野良猫とウリ柄の野良猫は「暫く厄介になるよ」と挨拶しに

8/28/2024, 2:22:05 AM

「雨に佇む」(一行詩)

雨のバス停に佇む中でドロップス缶を振る
       ◆
待合室でただヒトリと一匹で雨に佇む様子
       ◆
漁港に放置された鮪の頭をカモメがただじっと見る

8/26/2024, 4:26:50 AM

「向かい合わせ」

6と9の向かい合わせで殊なりが決まる?

8/24/2024, 12:36:05 PM

「やるせない気持ち」

遺されたモノたちの行方を知ると
僕が全部引き取って使いこなせるかてなると使いこなせないだろう

それならばと処分の道を選んだ。
遺されたモノたちの気持ちを考えるとやるせない気持ちになるが、
使いこなせない僕が引き取った所で宝の持ち腐れになる。

誰かの手に渡して本当に使って貰えるかも分からないし、
すぐに処分されてしまうかもしれない、

ならば自分の手で処分した方が良いだろうと、
僕は一つ一つ自分の手で遺されたモノたちを解体していった

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