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3/7/2024, 12:52:17 PM

「月夜」

顔が見えぬ月夜無しの月の無い月夜にほろほろり

2/29/2024, 11:31:55 AM

「列車に乗って」

最終時刻の午後七時三十分発。
DC列車の一両車に乗り込み家路に着く。
家がある駅に着くまで乗って来る人は僅か五人程。
全員が顔見知り。他愛のない会話をする。

列車に乗り、学校と家を往復するだけの事だけど、
桜の花弁が舞う中で走る電車の中から眺める桜吹雪
初夏の訪れを告げる車内の天井扇風機に窓全開など
車内で感じる季節の移り変わりを
小さな幸せと噛み締めて。

桜が開花を心待ちながら電車に揺られながら
列車に乗って、行く

2/29/2024, 5:19:38 AM

「遠くの街へ」

遠く離れた街にある廃墟となった郵便局にいる
或る人へ手紙を出す

或る人を訪ねる理由を書いて、街を訪ねてみたいけど、
あらゆる理由を書いても或る人から面会拒否の文字

或る人が居る「遠くの街」は
ワタシから見れば、本当に「遠くの街」

2/24/2024, 11:23:45 PM

「小さな命」

出産時に鳴き声がすれば小さな命が産まれて
その小さな命を最期まで守れるかは己次第

2/22/2024, 10:45:30 PM

「太陽のような」

突如と現れた太陽のような橙色に近い毛並みの野良猫は
三年程、通い猫になった後、太陽の裏へ隠れてしまった

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