<幸せとは>
私は
重度障害者グループホームで
お世話係として
日々、働かせていただいている。
食事·お洗濯·掃除···など
主に、私の好きな家事仕事。
そして、皆さんの
不得意な部分をお助けする
とても有難い職業です。
日常、私は平和で心に余裕がある。
感情を出すのは、映画やドラマを見る時がほとんどで、常に愛犬と穏やかにすごしている。
職場では、毎日色んな事が起きる。
笑ったり、困ったり、慌てたり···
それでいて、眠る時には
『今日も良い一日でした。
無事でありがとうございました。』
とぐっすり眠る事ができる。
そして、週に2日の休みには
私の好きな、山の麓のカフェで
ゆったり癒される。
私の幸せとは···
一日の終わりに
『ありがとうございました』
と言えるコト。
<揺れるキャンドル>
今日は、クリスマス・イヴ
58年間生きて来て
あまり心に残っているクリスマスイヴはない
振り返っても記憶がふわ〜としている
イヴは『鶏の足とケーキ』が、子供の頃からの習慣だ
習慣って縛りみたいに
何故かしないと気持ち悪いとさえ思う
私はケーキより和菓子派だ
今まで無理にイヴにケーキを買っていた気がする
今年は、縛りを取ってみよう
最近は、ローソクも近くで見ると電球だったりする
ローソクで思い浮かぶのが
停電ぐらいになってしまった···
今夜は何を食べようかな
久しぶりに見た言葉···
∼揺れるキャンドル∼
<君と紡ぐ物語>
私の大切な人は、今から9年と少し前49歳で他界した。
お互いの休日が合わないと、行きたいトコロも後回しにしていた。
ずーっと一緒にいられると思っていたからだ。
月日が経ち、より一層伴走しているような気持ちで日々感謝している。
そして私は”今“を大切に生きる人になった。
それは、自分で自分を幸せにするコト。
食べたいモノを食べたい時に···
見たい映画を見たい時に···
行きたいトコロへ行きたい時に···
小さな幸せを自分で集めて、不満ひとつない毎日にして、人の役に立つことだ。
終わったのではなく、別の生き方が始まっていたのだ。
この先、穏やかな風も強い風も吹くだろう。
私は見えない支えで生きて行く。
それが
君と紡ぐ物語だ。
<時を繋ぐ糸>
もしも、私が「時間」を気にしなくても良くなったとしたら···
行き先も何も決めずに、柴犬ななと一緒に旅に出掛けるだろう。
それは、以前仕事を辞めた時に、柴犬ななと一緒に車でフェリーに乗って北海道へ行った楽しさが忘れられないからだ。
北から南、西から東、南から北、東から西、道は必ずどこにでもある。
高速もあれば、旧道もある。
私は極力高速は利用せず、時間がかかったとしても一般道を選ぶ。
見える景色が濃いからだ。
急いでいる人が多いから、新しい道がどんどんできる。
急いでいる人が多いから、荷物も早く運ばなければならない。
世の中急いでいる人が多い。
道路も地下鉄もこんなに便利になっているのに、まだ急いでいる。
行き先をGoogleマップで検索すると、到着時間がほぼ正確にわかる。
到着したい時間から逆算して出発すれば、間違えなく行く事ができる。
「自宅」と行き先を決めると知らない土地から初めての道を通って帰って来る事もできる。
毎日、朝に出かけて夜に帰る。
休みにのんびりドライブをする。
そして、時間を気にしなければ、どこまでだって行ける。
まるで「時を繋ぐ糸」のようだと···
私は思う。
<落ち葉の道>
私は、愛犬の柴犬なな11歳と、朝晩散歩するのが日課だ。
調べてみると、小型中型犬の11歳は人間でいうと60歳なんだそうだ。
私はこの秋58歳になり、昨年まで私が1歳年上だったのに、同じ秋にななが11歳になり、4歳もレベルアップし、2歳年上になってしまった。
7歳を過ぎた頃から、なんとなくななの誕生日はあまり嬉しくありません。
そんな私たちは、毎日まるでテレパシーが通じてるかのように共同生活しています。
今の季節、散歩道の歩道沿いに沢山の枯れ葉が落ちていて、私もななもその上をカサカサ音を立てて歩くのが好きだ。
風が吹くと枯れ葉が舞い、私もななも小走りになり、寒くても一緒に歩く事が楽しくて愛おしくてなりません。
朝の散歩は一日の始まりの準備。
そして、夜の散歩は一日をリセットさせてくれます。
嬉しかった事もモヤモヤした事も、ぜーんぶ歩いて走って吹っ飛ばします。
そして、ななと一緒にぐっすり眠って新しい朝に一緒に生まれます。
秋生まれの私達は、何色にも見える落ち葉のあるこの季節が大好きです。