逆光
小学校の頃、担任の先生がクラスの集合写真撮ったらを思いっきり逆光になって誰が誰だか分からなくなったことがあった。
「こんな夢を見た」
ある夜、私はこんな夢を見た。
私はどこかの住宅街の駐車場にしゃがんでいた。
なぜしゃがんでいたのか分からず立ち上がると
「お兄ちゃん」と男の子の声がして振り返ると6歳ぐらいの男の子が立っていた。
「どうしたの?」と男の子の目線に合わせてしゃがみ声をかけた。そしたら「すぐ近くのトンネルに妹が待ってるから行くね」「バイバイ」「さようなら」と言われて
私はただ男の子の背中を見送ることしか出来ずにいた。
そして次の日その男の子がトンネルで事件の被害者として見つかった。そのまま私はテレビの前で立ち尽くしたまま目が覚めた。
子供の頃、アニメキャラクターが乗っているタイムマシンで自分の未来の姿や過去に戻って恐竜を見てみたいと思ったことがある。
忘れた頃に、大人になってからそのことを思い出すといつかタイムマシンに乗ってみたいなと再び夢を見るのであった
アリスは毎日特別な夜が訪れることを夢に見ていた。
この街の子供たちは13歳から18歳までのどこかで特別な夜が一回だけ訪れる。アリスの友達は特別な夜が来ており、だんだん自分が取り残されていくような感じがしていた。「今日は特別な夜が訪れますように」と願いを込めてアリスは眠りについた、しかし夜中に目が覚めてしまい、もう一度眠ろうとしたが寝付けなかったため夜の散歩に出かけることにした。外に出ると、青く光る満月が街全体を照らしている、アリスは青く光る満月の下で誰もいない街を歩いた、しばらく歩いていた時に異変に気がついた、それは時間が経っているはずなのに一向に景色が変わらないことだ、引き返そうと振り向いた時黒いスーツを身にまとった長身の男が立っていた。黒いスーツマンの男はアリスを見るなりニヤリと笑い、指を鳴らしアリスの足元に大きな穴が空きアリスは悲鳴をあげながら落ちていった。
大きな穴に落ちたアリスは目を覚ますと月の上にいて、月からアリスが住んでいる地球が見えた。アリスは起き上がると帰り道を見つけようと月の上を駆け抜けた、探している最中に羽が折れて飛べ無くなっている白い小鳥を見つけた。アリスは急いで自分の服を剥ぎそれを小鳥に巻いた。元気になるまでアリスは小鳥を抱いて帰り道を探し、