公園の池に鴨の群れが降りたった。
優雅に泳ぐ彼らは、餌を求めて水中に潜る。
その姿は頭を水中に、水面からお尻と足をだしているので、ドナルドを思い浮かべる。癒しの光景だ。
水面から上がって、近くの木陰で一休み。
濡れた羽根を、嘴で毛繕い。水掻きも。
足を折りたたんで、丸くなって、首を埋める。
鴨たちの休憩の時間。
時間を忘れて、ずっと眺めていられる。
鐘の音が鳴った。あ、会社に戻らないと。
飛行機の中から見える上空の空は、どんな空をしてるか知っているだろうか?
下に雲が広がって、上は青空が広がっているのお思い浮かべる。
実際の空は、天気によって見方が変わる。
厚い雲がある時は、下に広がる雲はもちろん、飛行機の上空にも雲が浮かんでいる。
沢山の雲が層になって、浮かんでいるのだ。
晴れの日はほぼ一面青ばかり。天候がいいと地表や波、舟や畑、ビルなどの街並みが見える。
翼近くの窓だと、翼に雲がさけるように流れる。
雲の中を突き進んでいるのがよくわかる。
窓を見てると、飛行中の飛行機とすれ違うこともあって驚きだ。
帰省や旅行等で飛行機に乗ったとき、気が向いたら見てほしいな。
もぐもぐとほお袋いっぱいに、これでもかって詰めこんでる君。くしくしと顔を洗って、毛繕い。
手のひらに乗ると、溶けるみたいにぺちゃんこになって。餌をあげたり、撫で撫でしたり。可愛い。
虹の元へ旅立って、どれくらい経っただろうか。これは夢だとわかってるけど、また君に会えて嬉しい。
目が覚めるまで、その愛らしい仕草をもっと見せて。
ふわふわな尻尾をふりふり。モデルのようにお尻を上げて優雅に歩く君。
時々、甘えるように体を擦り付けてくる。
ゴロンと横になって、こっちを見上げてくる。
毛並みに沿って撫でると、気持ちよさそうに目を瞑る。
ふかふかのお腹に顔を埋めてもいいですか?
猫パンチが頬にヒットしました。
ここ数日、ずっと雨。窓の外ではカエルがゲコゲコ。
元気よく鳴いている。
はあ、いつ雨上がるかな。
「明日、晴れたらどこ行きたい?」
「えっ、そうだなあ。うーん」
「ふふっ。考えておいてね」
どこ行こうかな?
「美味しいもの、食べに行きたい」
「じゃあ、ちょっと遠出しようね」
晴れるといいなあ。てるてる坊主、飾ろう。