テーマ「まだ見ぬ景色」


冒険の旅に出た。
行くあてもなく、ただひたすら歩く
時には、道無き道も行く冒険の旅

辞めようと思えばいつだって
辞められる。だけど、諦めなかった

昔、まだ幼い時に父が話してくれた
冒険の話をふと思い出した。

その時の父はキラキラと目を輝かせて語る姿は
まさに、少年のようで僕は幼心に羨ましくなった。

大きくなったら父のような冒険家になって
まだ見ぬ景色をこの目で確かめたい！と心に誓った。

ー現在ー

今なら分かる。あの時の父の気持ちが…

目の前に広がる絶景を目にし、
涙が止まらなくなった。

こういう事だったんだね。

僕は父になり、この冒険の話を
息子にするつもりだ。

テーマ「あの夢のつづきを」

先の見えない真っ暗なトンネルを
ただひたすら歩いていた。

トンネルの出口がどこなのかも
右か左かなのかも分からないそんな場所で
私はあなたの名前を叫んだ。

すると、

「○○！こっちだよ。
おいで！大丈夫。僕を信じて！」

力強くて説得力のある
あなたの声を信じたくて
私は声に導かれるように無我夢中に走った。

それから程なくすると…

薄ぼんやりした灯りが見えた
その明かりの方向に走っていくと

あなたが両手を広げて待っていた。
大好きなあなたの腕の中に包まれる。

「あなたに会えて嬉しかった
今度、またいつ会える？」

そう言うと悲しげに俯いた。

「ごめん。もう会えない。ここではね…」

強い光と共に彼はスーッと
砂のように消えていった。

そこで目が覚めた。

そう… 彼はこの世にいない。

最後に会いに来てくれてありがとう
私もう少し頑張るから

そっちで見守っててね♡


また、この夢の続き見れるといいな…