終わらせないで
長く続けられないことはわかっているから
遠くない先に終りが来ることもわかっているから
もう少しの間だけ
夢の中にいさせてください
この幸せな瞬間の積み重ねを
心に記憶に刻みつける時間をください
どうかまだ終わらせないで
愛情
あたたかく慈しみ
心から大切に思う
その対象が
いつも笑顔で
幸せでいてくれるのが
私の喜びや癒やし
そして活力ともなる
それは犠牲をともなうものではなく
ましてや見返りを求めるものでもない
自分を愛するように他人を愛する…
みたいな感情だろうか?
今愛情について思いを巡らし
私の拙い語彙の中から絞り出したのがこれ
ただ自分を愛するっていうのが私にとってはまだ少し難しかったりするから、そこが今ひとつピンとこない
愛情って一体なんだろう
明日になったらまた違う答えが出てきそうだな
微熱
ほんの僅か共に過ごせる時間が
辛さ切なさを凌駕した
あなたに夢中だったあの頃
私は微熱に冒されていた
太陽の下で
雲ひとつ無い晴れた日
太陽の下で日焼けなんて気にせずに
お陽さまのあったかさにすべてを委ねて
全身お陽さまの香り包まれてみたくなる
私の中にちょっとずつ澱のようにためこんだ
ジメジメした感情やモヤモヤしたものたちを
カラッと空に放ってしまえたら
心も体もかる~くなりそう
想像するだけで気持ちよさそうな私の虫干し!
セーター
気の合う彼とは微妙な距離感
どちらからとも好きとは口にしない
そのくせ休みの日にはお出かけの誘い
周りからは付き合っていると思われるほどなのに
お互い無意識にこの心地よさ壊したくないと感じているのかもしれない
さあ肌寒くなった今日は何を着ていこう
ざっくり大きめのセーターにミニスカートを合わせ、足元はブーツにしようかな
長い袖から指先をちょっとだけ覗かせて
コートは羽織らずにいこう
あざとさと受け取られるかな?
それとも少し寒そうな私との距離を縮めてくれるかな?
「何かを変えたい」淡い期待を抱いて待ち合わせに急ごう