どうすればいいの
今日一日仕事しながら
どうしてもカレーが食べたくて
帰って猛ダッシュで作った
「早く早く食べたい」
はやる気持ちをなんとか抑え
申し訳程度に少し煮込んで
いざ!
と炊飯器を開けると
小一時間前にセットしたままの状態
ちーん
嘘でしょ
ご飯炊けてないやん
いやいや、まだなんとかなるはずと
こんなときのための救世主を確認
がーん
冷凍ご飯ストックもまさかのゼロ
記憶を辿る
はい、間違いなく私が今朝食べましたよね
さて、私どうすればいいの?
日常で途方に暮れた出来事
宝物
せっかちで飽きっぽい私は三日坊主
夢中になるのも熱が冷めるのも常
宝物はその時その時でどんどん変わっていっている気がする
宝物ってずっと長く大切にしてるものでなくてもいいですか?
もしかしたら私にとってはものではなくて経験や記憶かもしれない
これからさらに色々な経験をし
最後の瞬間にはどんな宝物に出会えているだろう
キャンドル
クリスマスが近づいてくる
それぞれに意味を持つキャンドルを準備し
毎週一本ずつ火を灯してゆく
希望
平和
喜び
愛
キャンドルは単独では周りを照らすことが出来ない
火とそれを灯す人がいて照らすことが出来る
どこかでそんな事を聞いたような
誰かが私に火を灯して明るく照らしてくれるように
私もほんの少しでも誰かに火を灯す手助けが出来ますように
世界中で人を傷つけ、いたずらに命を奪ってしまうことに火を使う事が少しでも減っていきますように
誰もが周りを温かく穏やかに照らす光を灯すことが出来ますように
たくさんの思い出
学生時代の友達と久しぶりに会った
久しぶりすぎて少し緊張するかと思ったけれど
そんな心配は無用
あっという間に当時の感覚に戻ってしまう
まるでつい最近のことかのように
長い時間の壁を軽々と飛び越えてゆく
10年20年なんてひょいとひとっ飛び!
嬉しかったことや辛かったこと
互いに共有する思い出に懐かしさを感じ
時には秘密にしてた事を暴露してみたり
このまま永遠にお喋りできる気すらしてくる
たくさんの思い出
そのひとつでも欠けていたら
今、ここにいる私ではないのかもしれない
ありがとう
また会おうね
冬になったら
冬になったら
冷たくて澄んだ空気が凛としているのが好き
遠くに見える山の稜線や
夜空に瞬く星、庭に降る霜
私の目に映るものも聞こえてくるものも
より鮮明に感じられるから
同じように風当たりが強く辛いと感じる時も
目線を上げシャンと背筋を伸ばし
凛として生きていけたらいいな
私の周りのぼやけてしまっていたものも
同じように鮮明に感じられる気がするから
見える景色や耳にするものが違えば何かが変わる気がする
すぐに答えは出ないかもしれないけれど
それでもいい
凛とした私に気づけたら
きっともっと自分を好きになれる
悪くない