NoName

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12/31/2024, 1:47:43 PM

良いお年を

皆がそう言葉にする時期になった
今年1年何をしただろうか。毎年同じように思い、結局ほとんど何もせずに新しい歳を迎える

ただ、少しづつ
おでんが染みるように、歳を増すたび人の暖かさが心に沁みていくように思う

12/17/2024, 12:54:51 PM

ヘビーメタルはいい
心に効く

話すのが下手な自分だからかもしれない

12/14/2024, 1:58:57 PM

コーケコッコ〜〜〜!!!
🐔
ワン!(🐔コ〜!)
トゥー!
ワン!トゥ!スリー!フォー!

コッコッコッ〜コッケッコ
🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔
コケコケコ!
🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔

コココッコ〜コッコッケッコ!コケッコケッコ!
🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔🐔

という、イルミネーション動画がショート動画で流れてきたんですよ本当に!

12/13/2024, 11:27:06 AM

愛を注いで



朝起きて、身支度を済ませてからリビングに行くと机に1000円が置いてある
今日の昼はこれで買えと言うことだろう
行ってきますなんて言葉、言ったことあったかな?
どうでもいい考えを頭が通り過ぎながら、学校へ向かった

両親は共働きで朝は日が出るより早く、夜は遅い

なので家には基本、僕1人だ
食べ物は食材宅配サービスで届けてくれるので、食事には困らない
料理するのは面倒だけどね

そんな生活なので家庭科の成績はいつも最高評価を貰える
あまりいいことではない
他の子も同じように生活してるから評価が高いのだろうか?いや、元気な人達しかいないのに同じなわけないか

「ねね!今日も料理上手だね!」

この子はいつも明るく成績優秀なひなのだ
やかましい、関わると自分が酷く寂しい存在に思えてくるので近づかないで欲しい

「そんなことない」

「なんか元気ないね、ハンバーグ美味しかったよ!」

「そうだな、そっちこそ」

「まぁね!!いつもやってるから」

「料理好きなんだね」

「ああ、うん、まあ」

急にどうした、なんだかこっちが悪いみたいになるから元気を無くさないで欲しい
訳ありという事でもないだろうに

休み時間になって少し話すことにした

ひなのは片親の家庭だった
いつも明るくて不幸そうな空気を感じなかったが、誰も見ていないところで1人悲しんでいたのか
なんとも言えない空気が辛い

「いいよね、両親がいるって」

何も言えないな
なんて答えれば良いんだこれ、考えても正しい分からない
「実はさ......僕、ほとんど親と合わないんだよね」
「両親共働きで、朝は僕が起きるより前に家出ちゃうし、夜は遅いから」
「それで料理もさ、自分で作ることが多くて」

「ふーん」

「だから、あんま幸せとかわかんない」

「なんか、ごめんね」

「仲直りしよう」

「うん」

「ひなのの料理ちゃんと食べてみたいな」

「いいけど材料どうしよう」

「家に材料余ってるんだよね、作りに来てくれない?」

「いいよ!何作ろうかな」

そんな会話をしながら家に帰り、作って貰った料理はとても暖かかった

「暖かい」

僕は泣きながら食べた
暖かい、作りたてだから暖かいに決まってる
でも、冷たいコンビニ弁当を温めた熱や料理自体の熱では無い
もっと料理の持つ意味的な暖かさを感じる

「大丈夫!?」

「美味しいね」

暖かい、誰かが自分のために作ってくれた料理はこんなにも暖かい
そうだ、きっとこれが料理なんだ
暖かい、心が包まれるように体の芯から温めてくれる
なんだか、世界が鮮やかになった気がする