3/20/2026, 12:38:17 PM
「夢が醒める前に」
静かな夜に君の声だけ響く
それだけで僕は救われそうだった。
朝がくるならせめてもう一度だけ
僕の前で笑って見せて欲しい
12/10/2025, 11:13:51 AM
「ぬくもりの記憶」
あなたの掌が
わたしの冷えた指先を包んだ日
何も言わなくても
心があたたかくなることを知った
けれど今は
同じ空気の中にいても
その温度に触れられない
忘れないように握りしめた
手の形だけが
ひとり歩いていく夜の中で
静かに疼いている
12/3/2025, 8:52:52 AM
「贈り物の中身」
開ける前から分かっていた。
このプレゼントは終わりの合図だって。
だから僕は わざとゆっくりリボンをほどく。
残り少ない “君との距離” を引き延ばすみたいに。
箱の中には笑ってる君の写真。
だけどとなりにいる僕は
どこにもいなかった。
12/2/2025, 8:26:59 AM
「凍てつく星空」
白い息が夜に溶けていく静けさの中
星の輝きだけが
忘れたい記憶をそっと掬いあげるように、
忘れたいあの瞬間をそっと包み込むように 眩く暖かく光っていた
「幸せになりたい」
あの時の願いはまだこの空のどこかに
凍ったまま眠っているのだろうか。
12/1/2025, 8:04:49 AM
「君と紡ぐ物語」
好き。
指先で触れたページのすき間に
君の声だけ まだ生きている。
物語は進むのに
置いていかれるのは、いつもわたしの心。
それでも——
君と紡いだ一行が
今日もそっと、息をしている。