「ひとりきり」 #122

あなたが私の一人きりであるように
私もあなたの一人きりでありたい

あなたが独りきりならば
私と二人きりになろう

「だから、こっちを見てって言ってるの。」

「Red,Green,Blue」 #121

赤い愛情も、緑の静穏も、青い嫉妬も
重ねたところで光のように白く美しくはならない

「フィルター」 #120

今宵は満月
普段は月なんて気にも留めないけれど、あなたから連絡があったから。

「月めっちゃ綺麗やで みてみ」

普段から綺麗な月が
あなたのフィルターがかかってより美しく目に映った。

「仲間になれなくて」 #119

あなたが語る、
「あの人かわいい」「この行動好き」
に心から共感してあげられなかった。

あなたが好きだから。
私にとってあなたしか可愛くなくて、あなたの行動全てが好きだから。

悪いけど、仲間でいてあげられないや。

「雨と君」 #118

窓に打ちつける雨音に
少しだけ甘いあなたの声
だから、雨が好き

私が雨が苦手だから
あなたの声は優しいの

雨が好きになってしまったら
あなたの声は甘くなくなるかしら
そうしたら、また私は雨に怯える

ああ、堂々巡り。