『空を見上げて心に浮かんだこと』

ちっぽけだなー

って思う。この憎らしいぐらいに青い空に比べて私はちっぽけで、私の悩みなんてこの空、世界にとっては些細な事でしかないって言われてるようで。

ああ、苦しいな…。

【降り止まない雨】

一向に止む気配を見せない雨の中、私は突っ立っていた。
雨は好きだ。
まるで自分をこの世界から隠してくれているような気がするから。

濡れた前髪から雫が落ちて水たまりに飛び込んだ。

すぐに雫は溶け込んで分からなくなった。



この雫のように私もこの世界に溶け込むことが出来たら良かったのにな･･･。

【刹那】
君といた時間は僕にとって刹那的な時間だった。


君と出会って楽しい時間ほど感じる時間は短くなるってのは本当なんだとよくわかった。

だけど、

だけど君にとっては永遠にも感じるくらいに楽しくない・・・苦しい退屈な時間だったんだね

ごめん気づかなくて

いや

気づかないように目を逸らしてごめん

今までありがとう

バイバイ

【絆】
君との絆は強いものだと思ってた。
だって3年も一緒にいたんだもん
学校で会えるくせに文通もしてた
何をやるにも一緒で君がいるだけで私は安心できた。
だけど私は知らなかった。
君は私が嫌いだったんだよね
ごめんね
3年も私に付き合わせてしまって
ごめんね


ごめんなさい


放課後友達に囲まれて君が音にする私の陰口

それを隠れて聞く私


私は泣きながら家に帰った。







君「それでね、そんなあの子が大好きなの！」

【伝えたい】

伝えたい

僕の心を

本心を

だけど、きっと口に出して仕舞えば君達は僕を拒絶するだろう。


それに僕も本当の気持ちを話すのは苦手なんだ。

言葉にするのは難しい形のない不安が押し寄せてきて

だから僕はいつも口をむすぶ


伝えたい本心を伝えないから苦しみ続けるとわかっていても