宇宙が手のひら大ならば､銀河系は昔あやまって鉛筆を刺してしまった傷の痕ぐらいかな､根拠は無いけど…と改めて手のひらの傷痕を見ようと思ったら…無い！いつの間にか消えている｡
50年ぐらい前の怪我の痕で､直径2ミリほどの黒い点状のものだったが､何年経っても消えないからもう一生消えないんだと思ってた｡消えるんだな｡
いったいいつ消えたんだろう､気になる｡

＃手のひらの宇宙

気まぐれな風が運ぶよ春便り
ここにあそこに もう届いてる

いたずらな風に乱れた髪直す
君の仕草にまた恋してる

＃風のいたずら

NHKラジオ第1のラジオ深夜便を聴きながらこれを書いている｡
今夜の深夜便は阪神•淡路大震災から30年の特別プログラムで､震災によって親族を喪った方の手記の朗読やインタビューなどを放送している｡
親しい人を災害によって突然奪われた経験の無い私は､大きく深いであろうその悲しみを想像するしかない｡
震災を生き延びた方々が､30年の歳月に､どれほどの涙を流し､どう立ち上がり､歩き出したのか､ほんの少し追体験できた｡


涙腺はかなりユルいほうだけど
自分のことでは泣けないなぁ

＃透明な涙

君が辛い時には呼んでね 飛んで行く
役に立てるかどうかはともかく

＃あなたのもとへ

満月に君の寝顔を重ね見て
そっと囁くおやすみなさい

＃130 そっと