10/28/2023, 12:30:48 AM
紅茶の香りが吐き気を催す
あの日の光景がゾワゾワと蘇ってきて
気持ち悪い
あなたの何もかも
10/24/2023, 2:03:38 PM
行かないで!
私は心の中で強く叫んだ
焦る私を置き去りにして
君の声がどんどん遠くなっていく
そして君の声が聞こえなくなった頃
私は掴みかけた僅かな光さえ失ってしまった
コンコン
ふいにドアを叩く音が聞こえた
『お姉ちゃん お芋いる?』
妹よ
お前は僅かな光さえも掴んだのだな
「マジか。すげぇなお前」
『はぁ?』
10/23/2023, 9:04:25 PM
どこまでも続く青い空
君と自転車またがって
風を切って走ってく
少し冷たくなってきた風
あたたかな君の背中
この道がどこまでも続けばいいなと
思ってしまった
木曜日の帰り道
10/22/2023, 2:09:42 AM
夢の中で声が枯れるまで叫ぶ
小さかった私たちには吐き出すことが叶わなかった
あの日の言葉たち
夢の中で叫んだはずの言葉たちも
ポタポタと落ちてしまって
誰のもとにも届くことはない
そしてそれは足元から
私たちの頭をめがけて
下から上へとあっという間に侵食してきた
そしてそれはあの日から
私たちの呪縛となり
外から内へとあっという間に支配してきた
大きくなった私たちには吐き出すことが叶う
あの日の言葉たち
それでも吐き出すことが出来ないのは
きっと
吐き出すことが出来るのに気付いていないのか
それとも
誰かのもとに届いてしまうのが堪らなく怖いのか
どっちなんだろう
10/20/2023, 12:37:13 PM
始まりはいつも貴方からだったね
声をかけてきたのも
付き合うことになったのも
でも初めての終わりは私からにするね
ねぇ知ってる?
私の好きなこと好きなもの
ねぇ知ってる?
私が貴方のことみてたこと
本当の私達の始まりは私からだったの
でも貴方の始まりは塗り替えられなかった
貴方のなかの私はあの人の代わり
知ってたよ
知ってたけど辛くなっちゃった
だから ごめんね。バイバイ。