クリスマスムードの景色

相手がいない私は
ひとりで眺めるの

いつかは素敵な人と見に来れたらなって

吐く息は白く
澄んだ空に登ってく

落ち葉が風に踊る
木々は衣替え中みたい

いつの間にか寒くなって
冬の足音が迫ってる

澄んだ空気に
瞬く星

吐く息も景色も
真白く染る
綺麗な季節がやって来る

クローゼットとにらめっこ
服はあるのに着る服がないの

用意しないとならないものを見繕って
流行りやセールをチェックして
店頭やネットにかじりつく
冬支度

光があるから影がある
それならば
光を無くしてしまえば
影はなくなるはず

人生だったり
人間関係だったり
光になる存在や出来事があるから
影が目立って辛いんだ
全て一緒になれば辛くなんてないはずよね

そう思ったのに
なんか違うみたい

光が消えたら影も消えた
その代わり
もっと暗く闇しかない

あんなに辛かったのに
光が無い人生はなんの為なのか分からないや
影がないと面白くないや

あんなに嫌だったのに
みんな一緒を望んでたのに
つまらないや

光と影両方あった方が
豊かなのかも

君の話はずっと聴いていたいの

心地よくて
柔らかくて優しい
子守唄みたいに落ち着く

歌みたいな君の声、話

君が紡ぐ歌を
この先もずっと聴いていたい
叶うのなら
独り占めしたいなんてね