鏡よ鏡、この世で最も愛されているのはだあれ?
キミじゃないことだけは確かだよ。
烏滸がましい。哀れで不要で不必要なゴミにも満たない分際で何を言ってるのか。
鏡よ鏡、この世で最も嫌われているのはだあれ?
キミじゃないことだけは確かだよ。
嫌われているなんて、存在証明してもらえるだけありがたいじゃないか。その存在にすら足らないものであることにすら気づいてないのかい?
無機質な目は無機質な目を馬鹿にして見返してくる。
流れてくる耳馴染みの良い言葉の羅列に乗せた音は、君は素敵だ大好きだって嗤ってる。
だから、私は黙って次のつまらない曲を流しながら、無機質な目をした私を見つめ返すんだ。
誇らしさ?
今日ぶっこわされました。
砕けてないのが救い。
好きなものを好きという
好きな世界を好きかと問う
好きなものを汚したくないという
これを否定
「俺も好きだから」
は?
笑うわ。理解してから来いよ。
誇らしく思うものを理解せずに適当に宣うやつらには、ホコリって言葉すら勿体無い。
かみさま が まいおりて こういった。
ころせ
かみさま が まいおりて こういった。
いかせ
かみさまなんていないのに
正しさも間違いも肯定するそあくなもの
向かうとこは決まった
生きてる
死んでる
んなのは、どうでもよくて。
ここにあり、ここにいる、ここを全うすることが大切なわけで。
可愛らしい鳥かごの鳥にはならないけど、精々がんばりますよっと。
悪い予感がした
扉を開けて出ていく音がした
それを追いかけるように出ていく音がした
眠れなくなって
布団に包まって夜を明かした
帰ってきたのは一人
後から話される内容はあまりにも非日常すぎて
いつやってた何曜日のドラマだったっけ?なんて
笑うでも、泣くでもなく、言葉と感情を飲み込んだ視界は周りの風景を映像として流してる
いつの日か、きっと、
考えているうちは無理だろうから
私は心の中で一つの思いを途切れないように紡いでいく
そんな、遠い日の思い出