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7/16/2024, 1:09:52 PM

「空を見上げて心に浮かんだこと」

大人になるにつれて、自分の本心が見えなくなってきた。
就活の面接で述べた志望動機。
職場の友達との薄っぺらい会話。
上司に対するお世辞。
べらべらと思ってもない事を流暢に話す自分が怖い。
いつか全部嘘で固められた自分が出来上がるんじゃないかと漠然な不安に襲われながら、夜空を見上げた。
私の目には、宝石が散りばめられたかのような満点の星空が飛び込んできた。
「綺麗…」
つい、1人で呟いてしまった。
自分の本当の言葉を久しぶりに聞けた気がした。

7/15/2024, 4:12:20 PM

「終わりにしよう」

この言葉を聞くと、別れる間際の2人が頭に浮かぶ。

終わりにするのを前提に付き合ってる人や結婚する人なんていないはずなのに。

でもその一方で、幸せは永遠には続かないのも真理なのかもしれない。

終わりがあるもの、限りがあるものだからこそ人はその時間を大切に出来るのだろうか。

儚い。

7/14/2024, 3:40:25 PM

手を取り合って

私の両親は、どちらもとんでもなくよく喋る。
2人の会話は漫才のレベルを超えているし、
家は常に爆笑の渦に飲まれているし、
50歳をすぎてるにも関わらず、
現役大学生の数倍は騒いでいる。

そんな両親が先日結婚25周年を迎えた。
私は両親にそれぞれ、
結婚生活で大事な事は何かと聞いてみた。
すると母は「思いやり」
父は「感謝の気持ち」
と微笑みながら呟くように答えた。

両親はただのノリの良すぎる人たちじゃなかった。
きっと色んな困難を手を取り合って乗り越えてきたんだろうな。

私もいつか誰かとこういう家庭を築きたい。

7/13/2024, 12:33:04 PM

優越感、劣等感

小学生のときは、みんな良くも悪くも素直だった。
優越感を感じたら全力で自慢するし、劣等感を感じたら全身で不機嫌を表現する。
でもさ、段々と大人になってくると
人間、感情を隠せるようになるし、
お世辞ってヤツも覚えてしまう。
心の中では思ってなさそうなことを平気で言う。
言葉では慰められてるんだけど、
言葉の後ろにある、相手の大きな優越感が見えちゃうと、自分のココロの栄養はどんどん吸い取られていくように感じちゃうんだ。
空っぽの言葉をこれ以上並べるのは辞めてくれ。
まだ子供のままでいたかったよ。

7/12/2024, 1:37:49 PM

これまでずっと人に頼られてきた。

辛いことがあるから聞いて欲しいと言われたら、
何時間でも付き合った。

誰もやりたがらない役職も私が引き受けた。

困ってそうな人がいたら「どうした?」って条件反射のように声をかけて、助けてきた。

「頼りになるわー!」
って色んな人に言われて、悪い気はしなかった。

だけど、ある日気づいた。
私が辛い時に、この人たちはそばにいてくれなかった。
「あんたなら大丈夫やって!」
その一言を残して足早に彼らは去って行ったんだ。
私ってバカみたいだ。
結局、都合のいいように使われとるだけ。
一度気づくと、全ての人間関係が薄っぺらいものにに感じられて仕方ない。
気づかなければよかった。
一生バカなお人好しのままで生きたかった。

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