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7/15/2024, 4:12:20 PM

「終わりにしよう」

この言葉を聞くと、別れる間際の2人が頭に浮かぶ。

終わりにするのを前提に付き合ってる人や結婚する人なんていないはずなのに。

でもその一方で、幸せは永遠には続かないのも真理なのかもしれない。

終わりがあるもの、限りがあるものだからこそ人はその時間を大切に出来るのだろうか。

儚い。

7/14/2024, 3:40:25 PM

手を取り合って

私の両親は、どちらもとんでもなくよく喋る。
2人の会話は漫才のレベルを超えているし、
家は常に爆笑の渦に飲まれているし、
50歳をすぎてるにも関わらず、
現役大学生の数倍は騒いでいる。

そんな両親が先日結婚25周年を迎えた。
私は両親にそれぞれ、
結婚生活で大事な事は何かと聞いてみた。
すると母は「思いやり」
父は「感謝の気持ち」
と微笑みながら呟くように答えた。

両親はただのノリの良すぎる人たちじゃなかった。
きっと色んな困難を手を取り合って乗り越えてきたんだろうな。

私もいつか誰かとこういう家庭を築きたい。

7/13/2024, 12:33:04 PM

優越感、劣等感

小学生のときは、みんな良くも悪くも素直だった。
優越感を感じたら全力で自慢するし、劣等感を感じたら全身で不機嫌を表現する。
でもさ、段々と大人になってくると
人間、感情を隠せるようになるし、
お世辞ってヤツも覚えてしまう。
心の中では思ってなさそうなことを平気で言う。
言葉では慰められてるんだけど、
言葉の後ろにある、相手の大きな優越感が見えちゃうと、自分のココロの栄養はどんどん吸い取られていくように感じちゃうんだ。
空っぽの言葉をこれ以上並べるのは辞めてくれ。
まだ子供のままでいたかったよ。

7/12/2024, 1:37:49 PM

これまでずっと人に頼られてきた。

辛いことがあるから聞いて欲しいと言われたら、
何時間でも付き合った。

誰もやりたがらない役職も私が引き受けた。

困ってそうな人がいたら「どうした?」って条件反射のように声をかけて、助けてきた。

「頼りになるわー!」
って色んな人に言われて、悪い気はしなかった。

だけど、ある日気づいた。
私が辛い時に、この人たちはそばにいてくれなかった。
「あんたなら大丈夫やって!」
その一言を残して足早に彼らは去って行ったんだ。
私ってバカみたいだ。
結局、都合のいいように使われとるだけ。
一度気づくと、全ての人間関係が薄っぺらいものにに感じられて仕方ない。
気づかなければよかった。
一生バカなお人好しのままで生きたかった。

7/11/2024, 5:53:43 PM

「ずっと好きです。付き合ってください。」

あーあ、ついに送ってしまったよ。
LINEで告白なんてダサいか。日和ってるか。
直接言うのが正解だよね。
けど、そんな事できない。
これでもめちゃくちゃ勇気を振り絞ってる。
打ってる指は震えてるよ。
でも多分ダメだろうなって思いつつ微かに期待してしまう自分がいる。

夜になって返信が来た。
心臓が跳ね上がる。トーク画面を開くまでに何回も深呼吸した。

「気持ちはありがとう。けどごめんなさい。」
あ…、終わった。
全身の力が抜ける。涙がぼろぼろ落ちる。
私の4年半にも渡る片思いはここで幕を下ろした。
たった一往復の会話で終わった。
中学一年生からずっと好きやったんよ?
休み時間は騒いでるけど授業は真剣に聞いてる君も、
めんどくさいー!って言いながらも文化祭の準備をひとりで最後までやってる君も、
絵がめちゃくちゃ独創的な君も、
クラスで1人でいる子にさりげなく声をかける君も、
「頑張ってね。」じゃなくて「頑張っとると思うから無理せずにね。」っていう言葉を選べる君も、
テストの点数を本気で競争してくれる君も、
隣の席で目が合うとふと笑ってくれた君も、
眼鏡をふいに取った君も、
全部全部大好きでした。
こんなに呆気ないんやね。
願わくばこれからも隣にいさせて欲しかった。
でもね、自分の気持ち最後に言えて良かったよ。
4年半、私の日常に彩りを添えてくれてありがとう。
さよなら、私の長い長い初恋。

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