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7/6/2024, 3:16:32 AM

星空

この間、都会の喧騒が嫌になって、ふと

夜行バスに乗って高知に行った。

子供の頃の家族旅行はいつも高知だったから。

あの時は家族とワイワイ騒いでいたけど、

今回はひとり。

夜空を見上げると満点の星空が広がっていた。

「お母さんお父さん。そっちでも仲良くやってますか?

私は2人から見てどうですか。

相変わらずバカやなって思っとるかな?

でもね、私、結構がんばっとんよ。

東京でひとりでちゃんと暮らしとるんやで。



会いたいよ。

聞いて欲しい話、いっぱいあるよ。」



決めた。また高知に来よう。

ここに来たら、

綺麗な星になった両親とお話できるから。







7/4/2024, 5:04:37 PM

神様だけが知っている

自分がいつこの世を去るかを。

医療の発達のおかげで、平均寿命は伸びた。

これって物凄く素敵な事やと思う。

だって大切な人と1秒でも長くいられるんだから。

でも、「人生は限りがあるから頑張れるんや。」

って好きなアニメで言ってたのを聞いて

それもそーやなって思った。

人生ゲームでゴールがあるように、
私の人生にも絶対にゴールがある。

いつそのゴールが訪れるかは分からへんけど、

ゴールする瞬間に幸せな気持ちやったらええな。

7/3/2024, 3:15:18 PM

この道の先には何があるだろうか。

人生には数えきれないほどの分かれ道がある。

選んだ道の先が真っ暗で見えなくても、私は少ない手がかりを駆使して突き進んでいかなければならない。

時々
この道で合ってたのかな?
あの時に違う道を選んだら今より幸せだったのかな?
って思う時もある。

けれども、
自分がその時しっかり考えて下した決断なら、それでいいんだ。その決断に正解も不正解もない。

選んだ道が思ってたのと違うくても、その道のりを振り返った時に、「案外おもろい道やったわ」って思えたらそれだけでいい。

どんな道でも自分の進み方次第で、「おもろいもの」にできるはずだ。



7/2/2024, 3:28:23 PM

真夏の海でただがむしゃらにヨットの練習に励んだ高校時代。海面から照り上がる強い日差しが身体中に刺さる。サングラスをかけていても目が痛い。肌は真っ黒に焼けた。髪は恐ろしい程に傷んだ。足には沢山のアザが出来た。SNSで見るキラキラした華のJ Kとはかけ離れた見た目をしていた。
けれども、そんな自分が好きだった。
あの風を斬る感覚。波に乗る快感。微かに感じる塩の味。いつも私が主役だと思わせてくれる太陽。
ただひたすらにヨットを走らせていた。ただそれだけの時間が、その軌跡が、私にとってはかけがえのないものだったのだ。
今は社会に出て、みんなと同じように容姿にもある程度気を配るようになった。メイクだって結構上手だし、髪だって綺麗になった。日焼け止めもくまなく塗っている。周りに綺麗になったね、垢抜けたねってたくさん言われる。
でも、少し、虚しいんだ。
上部だけ取り繕っているこの感覚が虚しいんだ。
あの、ただがむしゃらに足掻いた自分の愚直さ、純粋さが失われているような感じがして。
あぁ、日焼けなんて気にせずあの真っ直ぐな日差しにあたりたい。