10/25/2025, 3:35:58 PM
僕と君はまだ卵
いつでも羽化できるけど未熟な卵
君が飛ぶなら僕も飛ぼう
飛び方を知らないのなら僕が君の手本となろう
正直自信はないけれど
正直綺麗には飛べないけれど
空は広い ゆっくり飛ぼう
戸惑いながら のんびり飛ぼう
揺れる羽 ゆらゆら
飛んでく二人 ゆらゆら
10/24/2025, 2:32:45 PM
秘密の箱
魅力的な箱さ
1人に1つは持っている
あの子にならばお裾分け
あの子にならばお預けさ
秘密の箱
誘惑的な箱さ
箱の中身はなんだろう
開けてびっくり玉手箱
はたまた質素な空の箱
秘密の箱
知らない方がいいのかもね
本当に欲しいのは
ワクワクかもね
本当に知りたいのは
ハラハラかもね
10/23/2025, 12:22:16 PM
ゆるりと頭を空っぽに
全て投げ捨て素っ裸に
堕落した生活から
さらに堕落した生活へ
極楽はここさ
なんてお気楽に過ごそうか
あくびかまして
お気に入りの香り漂わせて
それがしあわせだって
気づけばそこが無人島
これが充実だって
割り切ればそこが無人島
10/22/2025, 1:27:17 PM
秋風は優しく
夏の余韻に浸されない
けど僕の手を引っ張るわけでもないし
こっちにおいでよと誘うわけでもない
ただなんていえばいいかな
誘われずとも惹かれてく
むしろ僕も風になる
待つことには慣れているはずなのに
待ってましたと言わんばかりに
10/9/2025, 1:19:28 PM
センチネルな自分に酔えるから
アツく浮かれちまう季節よりは好き
そんな周期を
僕ら何度も何度も何度も何度も
飽きることなく繰り返してる
朝から昼 昼から夜を
秒速数センチメートルで進んでるような
そんな小説もあったような
なんてことを考えてみて
ふとした隙間を埋めたくなった時に
君のことを想ってみたり
そんな秋に恋をしてみた