志新蒼心

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3/5/2023, 9:27:11 AM

大好きな君に僕は隠している事がある

この秘密を心に秘めて

僕は墓場まで持っていくだろう

君に対して後ろめたい気持ちは

あるけれど

それでもこの想いは大事にしたい

君の事は大切で愛しい存在だけど

多分この想いを伝えたら

君は傷ついてしまう

だから僕はこの想いを墓場まで持っていく

彼女は突然僕の前から消えた

彼女には沢山のありがとうの気持ちがある

彼女は自分の事は二の次で他人の幸せばかり考えて

自分が苦しくなる選択ばかりとる人だ

そんな彼女は突然音信不通になり

僕の前から周りから消え去った

彼女を想いもう10年以上経つ

彼女がもう現れない事も分かっている

彼女はそういう人だ

だから僕も前に進まなきゃいけない

でもこの想いだけは一生大切にしたい

だから大好きな君に僕はこの想いを秘密にして

このまま君を想いながら死なせてくれ

この秘密を墓場に持って行く為に


3/3/2023, 1:01:48 PM

ひなまつり

またこの時期がやってきた

庭には桃の花が咲き乱れ

女の子は楽しそうにこちらを見ている

目を輝かせ心を躍らせ

豪華絢爛なこの飾り達を見ている

奥の方では料理が作られ

お吸い物やら餅やらあられやら寿司やら

彩り豊かな料理が机に用意されていき

女の子ははしゃいでいる

母親がこちらに視線をやり

その目は優しく

何処か儚げで

懐かしみながらこちらを覗く

あの小さかったあの子は

いつしか母親になり

女の子を授かり

その女の子はあの時のあの子の様な面影で

同じように目を輝かせ心を躍らせている

また桃の花が咲き乱れるこの季節で

逢いましょう

あなた達の成長を見守り

健やかに幸せになれるよう願います

3/2/2023, 2:18:41 PM

たった1つの希望が

私の光になった

目の前が闇に包まれ

絶望な日々に苛まれ

私が私じゃないように感じ

塞ぎ込み

信じれなくて

何もかもが嫌になる

そんな夜を過ぎるのをただ待つだけ

そんな疲弊した私を

貴方だけは見つけてくれた

何度も傷つけ遠ざけたのに

貴方は傍に居てくれた

そんな途方もない貴方の優しさに

いつしか闇の中で一筋の光になった

優しい温もりの朝陽のように

私を導いてくれた

たった1つ

もし叶うことなら

貴方という光を

失わないように

私にとって希望の貴方に

私も貴方の光になりたい

貴方にとって私も希望でありたい

3/1/2023, 1:39:17 PM

欲望が私を蝕む

どれだけ振り払おうとも

欲望が付いてまわる

どんなに自制しようと

欲望はそんな私を嘲笑う

私を苦しめて

悩まして

甘い蜜を与える

だけど欲望がなければ

私は私では無くなり

屍の様に生きることだろう

煩悩ばかりの私だけど

それこそが私であり

生きる目的なんだ

目的が生まれた時点でそれが

欲望なんだ

そして私はまた欲望に抱かれ

蝕まれ

私になってゆく

2/28/2023, 2:30:23 PM

遠くの街へ向かいながら

ただ逢いたい

ただ伝えたい

そんな単純そうで複雑な表現が

難しく悩ましく

僕は今まで出来ずにいた

君が遠くに行ってやっと気づいた

いつかなんて来ないことを

当たり前が当たり前じゃないと

表現する大切さを教えてくれたのは君でした

言い訳や照れくさい気持ちを

全部取っ払い

ただ君に届けたい

逢って目と目を合わせて

愛してます

大好きです

傍に居たい

そんな気持ちを想いながら

僕は君の居る遠くの街へ

旅路を急ぐんだ


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