椎名

Open App
12/4/2023, 11:12:13 AM

夢と現実

夢と現実。夢は、僕が夢見ているものを映してくれるわけじゃない。今、お母さんに会いたいと願っても、夢に彼女が現れるわけじゃない。

でも夢は僕を楽しませてくれる。
昨日の夢は、好きなキャラクターが出てきた。
一緒に過ごしたり、ドライブに行ったりした。

僕は夢の中で現実のことは思い出せない。
だから、現実なんか忘れて夢にされるがままにされる。
それが僕にとっては本当に楽だった。

勝手に場面が変わって、勝手に進む。
僕は何もしなくていい。

それが、夢だ。
怖い夢も、ドキドキして刺激だらけで楽しい。

でも、必ず夢からは覚める。
目を開けるとそこはいつも必ず現実。

ここでは自分で考えて、自分で行動しなければならない。
それが僕にとっては本当に憂鬱だった。

12/1/2023, 12:05:29 AM

泣かないで

そう言って君の体に腕を回した

君は泣き止まない

泣かないで…

僕の頬に涙が伝う

君は泣き止まない

11/27/2023, 3:18:19 PM

愛情

愛情って何
僕は愛情が何なのか分からない。
愛情の表し方を知らない。
愛情の受け取り方を知らない。

今、言われている「これ」は愛情表現なのか?
今、言われているこの「助言」は愛情なのか?
今、強制されているのは?
今…
今、怒鳴られているのは?

みんな「あなたの為」「だって愛しているから」って。
愛されてるような気はしない。
怒鳴られているのも、怒られているのも、嫌われているのも、全部、自分自身のため。

僕に愛情をくれた人は唯一彼女だけ。
彼女がいなくなって以来僕は、愛情を感じた事がない。

もう忘れてしまった。
愛情の受け取り方を、知り方を。

「愛情」というのは本当に難しい。
そして僕は人からの愛情を避けてしまう。

もう気持ち悪いんだ。

11/26/2023, 4:13:45 PM

微熱



あの子を見たり、想うと、心がドキドキして、顔が熱くなる。

のぼせた僕を心配した友達に、熱を測ってもらうと
これはこれは。微熱があった。

しかし、僕は至って健康だ。
僕はしばらく友達と顔を向け合って考えた。

これは…

「恋だ!」

僕達は声を揃えてそう言った。

僕達は驚いてお互いしばらく無言で顔を合わせた。
しばらくすると、二人の間でドッと大爆笑が起こり、改めて僕達の仲の深さを再確認した。





偶には青春も想い描きたいものですね…

11/26/2023, 4:22:06 AM

太陽の下で…

小学低学年の頃、休み時間に友達を連れて校庭に出た。
晴れた春の午前。
芝生の上に寝転んで目を閉じる。
ぽかぽか〜
たった15分しかない休み時間も、無駄にしない。
僕は数人の友達と日向ぼっこをした。
太陽の下で、太陽の光をたくさん浴びて…

あの頃は、チャイムもなかった。
僕はそろそろかなと思い、時計を確認しに行った。
案の定、休み時間がもう直ぐ終わってしまう時間だった。

僕は友達を呼びに行き、みんなで靴箱に走った。

僕の掛け替えの無い思い出だ。

Next