夏が来るよ
何も楽しくない夏
君がいない夏
なんで教えてくれなかったの
突然いなくならないでよ
後遺症が残るの怖くて
確実に死ねるか分からなくて
逃げてきたけど
今年の夏は1歩踏み出してみようかな
なんてね
私は生きてみることにした
あなたが見れなかった景色私が見てくる
出来ることなら一緒に見たかったよ分かち合いたかった
もう少し人生頑張ってみるでも辛くなったら
そっち行くから迎え入れてよね笑
ずっと大好きだよ◯◯
あなたがいたから毎日頑張れたんだよ
あなたがいなくなったら
私は何を楽しみに生きていけばいいのって
思ってたけど
あなたに出会う前の日常に戻っただけだ
出会う前もずっと毎日頑張ってきたじゃない
そう言い聞かせても
あなたに会いたくて会いたくてしょうがない
もう日常的に会えないの?ねぇ、会いたいよ
1年前の私は遊び呆けてたのに
今の私はあなたが好きで好きでしょうがない
連絡先も知らないあなたのこと
何してるのかなもう寝てるかな
今週は1回もシフトかぶってないな
次は来週の木曜日だ
それまであなたと話せないなんて
辛くて辛くて切ない
何もいらない
なんでもできる自由と
それを実現できるお金があれば
それ以外何もいらない
沈む夕日を見ながら
帰りたくないねーて呟くと
ね、分かる笑 って君が言う
高校卒業以来ぶりに会って朝から遊んだ
普段なら面白くないはずの歴史博物館みたいなとこも
「ね、こんなかで誰が1番強そうかせーので指さそ」
なんてしょうもない会話だけどめっちゃ楽しくて
ずっと笑いすぎて心臓が痛いぐらいだった
帰りたくないなんて駄々こねてすっかり日は暮れてしまった
でも、やることもないので彼を車で家まで送ってあげた
高校時代は2人で遊ぶなんてことなかったから
なんか変な感じだけどまた遊べるかな
自分の家についてふとドリンクホルダーに目をやると
彼のリップクリームが入ってた
リップクリーム忘れてるよ
___あ!!ほんとや忘れとった
笑笑しっかりしてください、今から届けに行こうか?
___ごめん笑 ううん、今日は夜遅いから 次いつ会える?
いつでもあいてるよ
___じゃ明日
いいよ