イカロスが飛び立った頃は
こんなに熱くなかったんだろうし
北風と力比べをした時はもっと穏やかで
手のひらを透かしてみたら血潮すら見えた。
今や……
地上にいても溶けるし
上着を脱いだらヤケドして
見上げたら目を殺られる。
【太陽】
やらなきゃいけない事が山ほどあった。
役所の手続き、お礼の挨拶、名義変更…etc
そうだ……あの女にもお礼に行かなきゃいけない。
忙しくて、気が狂いそうだった。
けれども
たったひとつの感情だけが
私を突き動かす……。
【目が覚めるまでに】
あの人が目覚める前に終わらせないといけない。
全て終われば
あの人はもう目覚めないはずだと……。
納骨が済んでも尚、
彼が目覚めてしまうようで怖かった。
あなただけが
安らかに眠る事に苛立ちを感じ
また目覚めて現れる恐怖に怯える。
もうこれ以上、私を苦しめないで……
えっ!?
っていうか……
もう晴れなくていいんだけど!!!
酷暑につき
「明日、もし曇ったら」
にお題変更!
晴れたら35℃超え当たり前よ?
命削る夏だゎ
ふぅ……普通に暑い夏を楽しみたいねぇ♪
【明日、もし晴れたら】
昨日のお題も♪
「だから……」
「だから…1人でいたかった…」
吐き出すように呟き
彼は逝った。
しかしその顔は、
あたたかな笑みをたたえ
頬にはひとすじの光がつたっていた……。
~「フン!くだらん!」
そう呟いて男はまた、金を数え始めた。~
彼の名はスクルージ
そう、あのクリスマス・キャロルの主人公だ。
その彼が死んだ。
あのクリスマスから数年後の事だった…。
温もりを知らなければ
寂しく独り
温もりを知って尚
切なく……
【だから、1人でいたい】
名前ってすごいな…
久しぶりなので
何か作り話をと思っていたのだけれど
名前って
絶対に誰かの思いが込もってるんだなって
自分でつけたHNとかでさえ
何かしらの意図がある
ふと…
自分の名前を思う
私に名前をつけてくれて
ありがとう…
【私の名前】
「ねぇ、また見てるわ…」
「もう慣れっこだろ?気にするなよ」
男は女の腰に無理やり手をまわす。
「イヤよ…落ち着かないわ」
「久しぶりだもの…2人でゆっくりしたいの」
鼻にかかる甘え声で男の手を優しく払う。
「しようがないなぁ」
「見せつけてやればよいものを…」
男がパチンと指を鳴らすと辺りは靄がかかったように薄暗くなった。
と、いう訳で…
七夕に天気の悪い日が多いのは
恥ずかしがり屋の織姫のせいなんです!?
【星空】
今年は天気が良さそうですよ♪