そういえば小学生の頃担任の先生のこと好きだったな。
自分が休んだ時は大丈夫ですか?って言ってくれなくて
他の子が休んだ時は大丈夫か聞いてて
クッソ腹立ってたのとかストーカーじみた事もしてたわ
はぁ...今思うとバチクソキショいな。まぁ今となったら
他の奴に言うんだったら自分にも言うってのが常識
だろって感じだけど。まぁでも告白しなかったけど
ほぼ失恋だったしまぁ辛い思い出だよな。
ずっと思いを馳せいていた彼に振られた。
なんとも言えない気持ちだ。まぁこれも苦い思い出に
なるんだろうけど。なんだかね。
今日は海に来た。大好きな彼と。
「もっと奥行こうぜ!!」
「えー!怖いよー!!」
「大丈夫だって!!」
「もぅー仕方ないな...!」
私は泳げないが大好きな彼の為ならと足が
付かない所まで行ったのに...彼に見捨てられた。
案の定泳げない奴が足の付かない所まで調子にのって
行っても泳げるはずが無い溺れるに決まってる。
溺れても彼が助けてくれると思ったから
奥まで...行ったのに...なんで?私の事嫌いだったの...?
「あの、今から君に会いに行ってもいいかな?」
「会いに来てくれますのね!全然私は大丈夫ですが
何かありましたか?心做しか声がお元気が無さそうで」
「何もないよただ会いたくなっただけ」
「...?そうですかお屋敷でお待ちしておりますね!」
「あぁ...急いで行くよ、では」
「はい!」
(九条院様元気が無かったけど大丈夫かしら...)
そんな私の浅はかな考えは一瞬にして壊された。
好きな人がずっと私の目の前にいて、会いたい時に
会えるぐらい傍にいるっていうのは自分の願いで
現実はもっと残酷だ。その事を私は強く思い知った。
「おい!聞いたか!九条院の坊ちゃんが事故で
亡くなっちまったって!!」
「なんだって?!」
「あんなに誰にでも優しかったのに...」
「最近お見合いが上手くいって婚約者が出来たって
言ってて地主様も安心してたのに...」
(九条院様が亡くなった...?どういうこと?
内容が頭に入ってこないというかお見合い?婚約者?
どういうこと?九条院様と私はお付き合いしてるんじゃないの?そりゃ周りには隠されてたけど...)
「葬式は急ぎで明日にはもう行わられるらしい...」
「悲しいな...俺達も行くか...」
「...そうね...」
(お葬式...本当に九条院様は亡くなってしまったのね...
私も行かないと...何が何だかで涙も出てこない...
私に会いに来てくれるって言ってそこで事故に
会ってしまったのよね...私のせい...?)
次の日
「…ご愁傷さまです...」
「みんなありがとう...本当に今回の事は残念だった...
まさか息子が亡くなるなんてね...胸にぽっかり穴が
空いたようだよ...それと春奈さんでしたよね?
葬式が終わった後でいいので私の部屋に
来てくれないか?」
(?!なんだろう...バレた...?)
「春奈さんは息子と付き合っていたのだろう?
息子が亡くなる直前病院で俺の付き合っている人が
いるって聞いてね確かに初めて聞いた時は
驚いたよ...でも私は反対しない。息子が今から
春奈さんに会いに行こうと縁談の話がでて婚約者が
出来てしまったと伝えるために会いに行こうと
していたらしい、でも息子は言っていた...
誰よりも春奈さんが好きだとこれは本当に心から
思っていると言っていた。だからどうか自分を
責めないでくれ息子もそんなつもりは無かっただろう...」
私は抑えていた涙が溢れでた。
九条院様は恥ずかしがり屋な方であまり好きとは
言ってくれなかった。それが本当に私の事が好きなのか
心配になって何回か聞いていたこともあった。
でもそんな私でも好きと言ってくれた。
私も大好きだった。今目の前にいる九条院様のお父様に
何を言えばいいのかどんな顔をすればいいのか
何も分からなかった..。
「そ、そうなんですね...嬉しいです...
好きなんて言ってくれて...ごめんなさい...頭が
真っ白になっていて何を言えばいいのか分からなくて...」
「当然だよ...私も聞いた時は頭が真っ白に
なったからね...でもお願いだから自分を責めないでくれ
それは私からもお願いする。」
「ありがとうごさいます...九条院様はお父様に似て
お優しい方でした...」
「ありがとうね...」
「いえ...では長居するのもあれなのでそろそろ
失礼します...」
「そうだねじゃあ元気でね...」
「はい...お父様も」
九条院様が亡くなったのは本当に残念だしこの先もう
好きな人が出来ることは無いだろう...でも
私も切り替えてシャキッとしないとね...!
自分を攻めてる暇も無いんだから...
九条院様どうか天国でも見守っていてくださいね...!
ぼくのまいにちにっき!
7月18日(水)
今日ママになつやすみ用のにっきを買ってもらった!
これからまいにちにっきをかこうとおもう!
7月19日(木)
ママとパパとかきごおりをたべに行った!
めっちゃおいしかった!またたべたいな〜
7月20日(金)
おじいちゃんとおばあちゃんがいえに来た!
いっしょにあそんでくれてたのしかった!
でも...なんだかパパとおじいちゃんとおばあちゃんが
けんかしてた...ママはぼくのそばにいてくれたけど
なにかあったのかな...早くなかなおりできるといいな!
7月21日(土)
今日はおばあちゃんとおじいちゃんのいえに行った!
おばあちゃんがスイカ切ってくれてたべたの!
おいしかったな〜でもそのあとはまた
おじいちゃんとおばあちゃんとパパではなしてた
ぼくもお話にいれてって言ったらおこられちゃった...
今日はママもいっしょにはなしてたしそのときは
ちょっとつまんなかったな...
7月22日(日)
今日はしゅくだいしてた...やりたくないよ〜!
かんじとかめんどくさい!今日もだれもあそんで
くれなかったし...こうえんであそびたいよ!
7月23日(月)
今日はおじいちゃんとおばあちゃんとパパとママと
ちかくのかみさまがいるじんじゃに行った!
なんか...おはらい?っていうやつを
うけたんだけどぼくもよくわかんなかった!
でもね!なかがきんきらきんでたのしかった!
7月24日(火)
今日はぐあいがわるくてずっとげぇはいてた...
おばあちゃんとママがずっとせなかさすってくれたけど
ぜんぜんよくならなかった...でもびょういん
行かなくてよかった...!!ぼく大丈夫かな...
7月25日(水)
今日もずっとげぇはいてた...なんでかわかんないけど
きのうよりもぐあいがわるくなっちゃった気がする...
びょういん行ったほうがいいのかな...ちょっとこわい...
7月26日(木)
どんどんぐあいがわるくなってる...でもね!
きんきらきんなじんじゃにまた行けたの!なんかね
前とはちがうもっときょうりょく?なおはらい
みたいなのうけたの!おばあちゃんとおじいちゃんは
これでよくなるって言ってたけどほんとかな〜?
7月27日(金)
おばあちゃんとおじいちゃんのうそつき...
もっとわるくなってる...もう明日はにっきかけないかも...
ごめんね...早くなおったらいいのに...!
それから日記の続きが書かれることは無かった。
「これが精神病の男の子の日記ですか...読んでいて心が
苦しくなりますね...どんなに辛かったか...」
「あの...このきんきらきんな神社ってなんですか?」
「あぁ...それは多分精神科だね」
「精神科がきんきらきん?」
「これも精神病患者の症状の一つですよ幻覚ですね...」
「あぁ...なるほど」
「それにしても可哀想ですね...自分の両親と祖父母に
虐待されて精神を病んでしまうだなんて...
こんなに幼い子が...亡くなってしまうだなんて...」
「話によると具合が悪くなった息子を見て危機感を
覚えて病院に行ったけど精神的なものだと言われて
精神科に行ったらしいな...どこまで自己中なんだか...」
「本当にな...この子のような思いをする子を
増やしたくない俺達も仕事頑張るか...」
「そうですね次の事件現場はこちらです」
「よし行くか...」