ゆずの花言葉はね、「恋のため息」なんだって。なんだか今の私にぴったりね。貴方に届くはずがない、もう愛してはいけないと分かっていながらも、貴方のことを想ってしまう今の私に…。
貴方のことを考えると、ため息しか出ないよ。別れてから何ヶ月も経ち、全く会っていないのに、貴方への愛は変わらない。それどころか日に日に増している。愛する人と会ってはいけない悲しみ、この愛が貴方に届かない辛さ…。あー、会いたいよ。もう一度だけでいいから、貴方に会いたい、貴方に愛されたい。
いつになったら私の「ゆずの香り」が消えてくれるかな。心地よくないこの香りが、早く消えますように。
#ゆずの香り
「星の数ほど男はいる。」
失恋したときの励ましの言葉でよく言ってもらっていた。確かにその通りかもしれない。
でもね、その星も皆んなひとつひとつ違う星なのよ。この大空に輝く星ならなんでもいいわけじゃないの。私には貴方と言う、ほかのどれよりも大きくて、一番輝いている星じゃなきゃだめなの。この世に星はいっぱいあるかもしれないけど、貴方と言う星はたった一つなの…。私が大空ならそこに輝くのは貴方だけ。
#大空
最近、貴方が夢に出てこなくなった。貴方と夢で出会う度に、朝の目覚めが悲しくなっていた。もう会えないという寂しさで眼を涙で真っ赤に染めて、一日が始まっていた。
でも、最近はそんな悲しい朝を迎えることがなくなってきた。貴方のいる夢は滅多になくて、朝も涙を流さずに起きていた。こんなに清々しい朝はいつぶりだろう?
でもね、やっぱりどこかで寂しさと悲しさがあるの。多分それは、貴方に無条件で会う手段がなくなってしまったからなの。現実では貴方に会えないことはわかっている。でも、夢で会えていた。翌朝が多少辛くとも、貴方に会える喜びに変わりはなかった。今ではそれすら許されない。もう、貴方とは一生会えないのかもしれないと思うと、夢で貴方に会った翌朝よりも辛く、胸がギュッと苦しくなる。どうしたらいいの?この痛み。
あー、私やっぱりどうかしてる。忘れなきゃいけない人なのに、まだ会いたがっている。しかも夢の中でも構わないってさ。あんなに悲しい朝を迎えていたのに。だめね、天邪鬼な私…。
貴方とはもう長い間会っていないのに、なぜか貴方が恋しい。貴方のいないこの空間が、私一人のこの場所が冬の風をより一層冷たくする。
お別れは突然だったね。本当の理由が聞けないまま貴方は去ってしまった。今流行りの蛙化ってやつなのかもしれない。蛙化になる方も辛いって言うけど、ただの言い訳だよね。今まで愛していた人を突然愛せなくなるとか、本当に無責任だと思う。どうして最後まで愛してくれないの?ただの最低じゃん。
もし貴方が私に別れを告げた理由がそれだったなら、酷い話ね。貴方って人は最低…。どうしよもない人…。
なんて思えるわけないじゃん。周りはそんな男最低だとか、別れて正解だって言うけど、私はそんな貴方もひっくるめて全部好きだったの。突然なところ、我儘なところ、優しいところ…。全部全部愛してる。
だから、貴方のことが嫌いになれない。貴方のことが忘れられない。大嫌いになれれば、恨んだりできれば、こんなに寂しい思いをしなくて良いのに。それができないよ…。貴方って人は、本当に最低ね…。
友達に彼氏ができた。男前な彼氏さんと付き合って、前よりもちょっぴり美人になった気もする。毎日会うたびに幸せそうな顔をしてる。
でもね、私全然羨ましくないの。どんなに男前な人でも、貴方には敵わないから。見た目や性格、声までも貴方を超える人はいない。だから、友達のこと全然羨ましいとは思わない。ぜーんぜん…。
けど、その分貴方を思い出して悲しくなるの。貴方といればその友達のように、我が世の春を謳歌できてたのになって。いつになっても貴方を忘れられない。
これじゃ、いつになっても新しい恋に進めないよ。私にとって貴方が一番最高の人。だから、もう一度私の元に戻ってきてくれませんか?貴方も他の女の人といるより私といた方が幸せだと思うよ。だから、ね、お願い。