8/1/2023, 3:47:44 PM
明日、もしはれたら
私の母は特殊で、天気によってその日の人格が決まる。
曇りは気弱な人格、雨の時は喧嘩っ早い人格
そして晴れが母だった。
だが、私の母には病気が体を蝕んでいて、いつ死んでもおかしくなかった。
そんな母がしばし眠りについた。
深い、深い永遠の眠りに。
母の命日がもし、晴れていたら。母が私のことをみていてくれる気がしたから。
明日、もし晴れていたら。
7/31/2023, 3:20:45 PM
だから一人がいい
人をみると、その人が悪魔のように感じて殴ってしまう。
どうにも制御できず人を一人殺した。
殺したとき、その衝動が少し収まった気がした。
そして、また一人殺してまた一人、と何人も殺すと私は衝動が収まった。
だが、何故か満たされないから誰かを悪魔を殺すとこの世の平和に貢献していると感じた。
7/30/2023, 2:25:01 PM
澄んだ瞳
妹は言う、お兄ちゃんね赤いのだして動かなくなっちゃったの。
母は泣いていた、弟からは臓器が飛び出していた。
妹の瞳を見ると、好奇心にあふれていた。
妹は、弟の臓器を手に持ちまるでおもちゃのように遊び始めた。
それをみた母は妹を悪魔の子、そう呼んだ。
これが、後にこの村に伝わる伝説。
澄んだ瞳をもつ悪魔の子。
7/22/2023, 1:56:57 PM
もしもタイムマシンがあったのなら
自殺しようとしている彼に教えてあげたい。
あなたのことが大事な人はたくさんいるわ。
だって、私もそのうちの一人だもの。
愛してる。
タイムマシンがあったのならば叶った願いをまた、考えてしまう。
7/21/2023, 1:57:37 PM
今一番ほしいもの
あなたがほしい、部屋の穴から覗き見る。
けど、あの女はいらない。
私はその女を殺した、最後まで苦しめるように生きたまま山に埋めた。
そして、彼も殺した。
ずっと愛し合えるように、そばに入れるように、