結局は嘘なんて全部自分のためにつく
言い訳で使う嘘だって 全部自分が傷つかないように
嘘も方便っていう言葉だって自分に都合が良いからついてるだけ
じゃあやさしい嘘は…
他人の為につく嘘
自分にはなんの利益も出ないのに
相手のことを思って吐く嘘
でもそれもきっと相手のことを思ってやさしい嘘をついている自分に酔っているだけ、
なんて捻くれたことを考える
でも嘘なんて所詮ただの言葉にしか過ぎないんだから
バレなきゃいいんだし
だから今日も自分を守るために嘘を吐く
嘘に嘘を塗り重ねる
瞳を閉じてまた開ける
瞬きしても抑えきれない
ぼろぼろと溢れる涙を拭う気力もない
ただただ涙を流す
悲しいからじゃない
今まで抑えてきたものが爆発したような
共感してくれる人は?これを理解してくれる人は?
私と一緒に涙を流してくれる人は?
欲しいけど欲しくない
私の一番の願いは
今の状況にもう二度とならないことだろう
これを乗り越えたら楽しい生活がある?
そう思う?
貴方は私の気持ちを分かってくれる?
何か一つあなたへ贈り物が出来るなら
数十分経っても答えは出ない
ふと、私はいつも何を貰っているのか気になった
でも漁っても漁ってもあなたから貰った贈り物なんて沢山あるわけではなかった
でも貰っている気になっていた
それは服や物ではなく想い出
場所や時間ではなくて言葉
愛する人から貰う「愛してる」は
他の何にもかえることの出来ない
お金で買うこともできない
大切な想い出になるんだと
たまに3人なのに2対1にならないグループがある
なんでか考えてみたけど
一人一人が被らないキャラだから?
被らないけど上手く立ち回れてる
でも少しだけ頭をよぎるのは
みんなが1人にならないようにしているのかも
いい意味なのか悪い意味なのか分からないけど
主張が強いとか...
昔の友達が悩んでたみたいだから考えてみたけどやっぱり分からない
人って難しい
自分のことを好きになってくれる人なんて周りを見渡せば沢山いるんだから
自信もったっていいと思う
「人生は一度きり!」なんてよく誰かが言うけど
一度きりしかないんだったら
今楽しまなきゃ損かな
羅針盤が良い方位でも教えてくれるんじゃないかな
なんて適当なこと言ったら困らせちゃうかも
でも時にはそんな無責任なものに頼って
身を任せた方が正解が見つかりそうだと思わない?
冬はいつもより君の温度を感じる
それは物理的になんだけど…
友達である君を好きになってしまった
事前に準備しておいたカイロで手を最大限温める
周りから「人間カイロ」と名付けられたら勝ちだ
君は絶対に来るだろう
と言っても聞いてしまったんだ
「手暖かい人って握りたくなるよね〜」
冬は特に寒いから絶好の機会だと思ってた
ほら、やっぱり
「ねえ、手握ってもいい!?わぁ暖か!!」
「寒いから、冬は私のこと毎日暖めて!」
無邪気な顔で笑うんだからつい可愛くて苦笑する
全部全部君と話したいからなのに
冬は一緒にいれるチャンスだからなのに
君は気づいてないだろうけど。
1人寂しく歩いていたら君がいたから
そっと後ろから手を握る
一瞬肩を震わせて振り返った君に
「暖めにきたよ」
ベタかと思ったけど
君はまたあの無邪気な顔で笑いながら
「やっぱりあたたかいね」
その頬は少し赤らんでいて
勘違いしたくないからって
冬のせいだと思うことにした