「ずっと一人はさみしいよね」
と言う、あなたの元に
今すぐ飛んで行けたら
いいんだろうけど
でも、あなたの方から
私に会いに来てくれても
良いんだよ?
「私が一緒にいるよ」
とは、まだ言わないけど
あの時のさみしさは
杞憂だったって
一緒に笑って
お茶してる日が来ると思うよ
#95「答えは、まだ」
僕たちはお互い弱虫だから
何にもならなくて
それでもいいでしょう
一方通行で行先は不明でも
あてがなくても
それでも二人でいれば
最後の日も怖くないって
始まりのベルが鳴って
きっとまた出逢う
僕たちはお互い弱虫だから
何にも言い出せなくて
それでもいいでしょう
マップさえあれば
今まで通りルート共有
テキストはいらない
僕たちは惹かれ合って
新しい一日にログインしよう
何かを求めることはしないで
きっとそのままでいられる
最後の朝日を一緒に見よう
#94「センチメンタル・ジャーニー」
もしもし、あのさ、今…
外にいるんだけど。
ああ。えっと、用っていうかさ。
その…何してる?
とくに何も?
そっか。
えーっと、そっちは月とか見える?
月とかってって。
まぁ、うん、どうかな?って。
「月、こっち今夜は見えないよ。曇に隠れてる。」
わかった。うん、じゃあ…
おやすみ。
こんな
つまらないやり取りしかできなかったのに
ボクのどこが良かったんだろうね?
キミは
#93「君と見上げる…🌙」
空々しい私は
白々しく
今日も言葉遊び
こんなものに
「深いね」なんて
よく言えるね
#92「空白」
いつしか
キミが強大な勢力になって
ボクに向かって来るとは
思ってもいなかった
準備不足が否めない
進路方向の予測はことごとく
外されて
真っ向からやってきた
かき乱されて
翻弄
無自覚な猛烈さで
ボクの心は為す術もなく
揺さぶられる
突然、たった一言で急速に終息
「なんだか、やっぱり違うみたい」
ボクに残る
キミへの気持ちは途端にガラクタになった
そして、何事も無かったかのように
遠くの方で
キミだけが消滅した
#91「台風が過ぎ去って」