NoName

Open App
4/2/2024, 11:56:22 AM

自分の人生なんだから
自分で決めなさいと言われて育った人は
自分を大切にしない人になりそうで
心配で心配でたまらないけれど
私なんかが助けていいのだろうか

4/1/2024, 12:43:12 PM

嘘から始まる春
僕にはちょうどいい
目指すは優しい嘘で溢れる世界

3/31/2024, 10:31:10 AM

画面の向こうにいる君たちは
私が幸せになるために存在している

だから勘違いしないでね

私が幸せになるために掴んだ希望は
君たちに幸せになってもらうこと

せめて幸せなままで捨てられてね

3/31/2024, 3:06:05 AM

なおりそうもない、わたしの悪癖
何度も言われるから知りたい
何気なしに傷つけないために
何者になればいいのかを
何気ないフリして善人になる
悪人のわたし
でも、
わたしはやるべき事をやった
みんなに見てほしいと主張する
評価されるのは
そんなとき

3/29/2024, 3:26:40 AM

ある暖かな陽気に照らされた庭に、一人の婦人がいらっしゃった。こんにちは、今日も来てくれたんだね! わたしはそっと婦人に近づいた。婦人はいつもと変わらず、柔らかな笑顔で頭や首を撫でてくれる。わたしが喉を鳴らしながら、少しだけ彼女に近づいたところ、わたしを撫でている手が、いつもと感触が違うことに気が付いた。すると、やっぱり撫でられ心地が悪いかな? というような、少し苦笑気味たはにかみ顔を向けてくる。彼女が身につけていたのは、美しく、素朴なデザインの婚約指輪だった。道理であなたはいつも以上に笑っていたのね。それに関しては嬉しい思いが込み上げてくる。でも、わたしは知っている。彼女は遠方から、長い時間をかけて、わざわざわたしに会いに来てくれていたことを。わたしは、これが最後の逢瀬なのではないかと、不安と焦燥に渦を巻かれた。ややもすると、わたしはおまけのような存在だったのかもしれないけれど、彼女に会える、また笑顔が見れる、ヒトというものと交流する機会が与えられている、そういう日々が、わたしを満足させていたのかもしれない。なんて、少し考えて、急に、遠くへ行ってしまいたくなる。あなたって人は! わたしを置いて、さらに遠くの、愛する人の所へ行ってしまうのね。ただ、彼女はにこにこと、わたしに優しい笑顔を向けてくるだけだった。わたしはこんなに不安なのに……何が言いたいのか、彼女の瞳を見つめて知ろうとした。思い込んだわたしには、その目はとても辛かった。あなたはわたしを見つめるだけで、わたしの気が収まると思ってるのかしら……とんだひとたらしね!

Next