星川 昏

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7/7/2024, 7:52:27 AM

青春は置いてきてしまった。
唯一知っているメールアドレスに、連絡をするほどの用件はない。しかも、メールでなんて。もうすっかり馴染みもない。昔は、友人とのやりとりで埋められていたメールボックス。今来るのは、迷惑メールやら通販のお知らせとか、返事が不要なものばかり。
あのころ、何を話していたのかなんて、記憶にない。とっても、他愛のないことだったのでしょう。
そんな時期が、一番楽しかった。そう思うなんて、私は随分大人になってしまった。

5/4/2024, 3:27:41 AM

2人だけの秘密だよ、なぁんて。
嘘の常套句。
秘密ほど美味しいスイーツはないのだから、こぞってみなみな、提供するの。
美味しいスイーツ召し上がれ、って。

4/25/2024, 1:32:02 PM

 流れ星に掲げて願って叶うほど、私の願いは安っぽくないの。私が欲しい彼という名の一等星は安くないの。素敵な人なの。

4/20/2024, 11:54:26 PM

 何もいらないと、決めていれば。
何もないと、諦めていれば。
君に、恋をしている気持ちがなにもなければ。
期待しなければ。
こんな、たらればを思考している間は。
君の何もかもがいらないと、諦めることができないでしょう。

4/17/2024, 3:50:36 PM

 桜が散る様といったら、ようやっと心落ち着く季節になってきたなぁと思う次第でして。
 桜の花が、桜の木がぶわっと陽気に膨らんでいる様をみると、なんだかとっても妬ましく、恐怖的な気持ちになるのです。
 だって、陽気に桜が咲いている姿には、恐怖しか覚えないのです。
 某文豪が、桜に対する恐怖、について文章を美しく綴っておりますが、全くその通りで。
 私は、桜というのはとてもではありませんが、怖く怖く感じるので。
 だから、桜が散るこの季節になりますと、心がしんっと落ち着くのです。
 怖いことは、落ち着きがしませんから。

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