「自転車に乗って」
中学生の頃、幼馴染とよく一緒に自転車で登校していた
寒い冬の朝。幼馴染と2人でいつも通り登校していると、突然けたたましい音と共に幼馴染が視界から消えた
道路が凍っていたのである
突然の事にパニックを起こした私も、ついブレーキを握ってしまった
派手に転けた。困惑しながら身体を起こすと足はすり傷で血がにじみ、目の前には自転車とヘルメットが転がっている
おや?と思い頭に触れると、髪の毛の感触。さっきまで被っていたはずのヘルメットが地面に転がっている…という事は、これヘルメット被ってなかったら頭を強打してたやつだ。最悪の想像が頭をよぎりゾッとした。ヘルメットは犠牲になったのだ。ありがとうヘルメット。ヘルメットって大事
一方その頃幼馴染
「たすけて〜!○○ちゃーん!足が〜!」
完全にパニックを起こし、自転車と地面の間に足が挟まったとかで動けなくなっていた。怪我はなかった
パニックを起こして大騒ぎしている幼馴染を見て急速に冷静になった私は、彼女の自転車を起こして助けてやった
「心の健康」
1日3食おやつと昼寝付きの生活
お腹が空いたときと眠いときは駄目だ
あと食べるならば美味しい食事が良い
適度に運動できれば尚良し
「君の奏でる音楽」
「もうちょっと〜で、うんちがでるよっ。ぷりぷりぷっぷっぷ〜」
夜、もう寝るよ〜と明かりを消した真っ暗な部屋の中で3歳児の歌がループしている
それは一体何の歌?幼稚園で覚えてきたの?
うんち出るの?今?
歌詞そこだけループなの?いつ終わるの?
うるさいよ?寝ないの?
ツッコミが追いつかず、とりあえず穏便に黙らせてから寝た。それから数日間うんちの歌ブームは続いた
後日、幼稚園の懇談でうんちの歌は園で歌ってるんですか?と聞いたら先生に「そんな歌は知らない」と言われた話を夫にしたら
「youtube」
と返事が返ってきた。教えたのお前か
「麦わら帽子」
私がまだ3歳くらいだった頃、祖父母と両親と一緒に動物園へ行った
麦わら帽子をかぶり園内でヤギを見ていたら、突然ヤギに帽子を取られた。3歳の自分では奪い返す事も出来ず柵の中に首を引っ込め麦わら帽子を持ち帰るヤギをただ眺める事しかできない。私は無力である
ところでヤギは麦わら帽子って食べれるの?
そんなとき祖父が自分が持っていた杖を使い、ヒョイとヤギから麦わら帽子を取り返してくれた
手元に麦わら帽子が戻ってきてとても嬉しかった事を覚えている
あと齧られてはいなかった。良かった
「終点」
アマプラの輪るピングドラムの映画を見なければと思い、数週間経つ
彼らの運命の終着点をもう一度見届けなくてはならないが、結構長いのでなかなか手を出せずにいる。多分本編の総集編なのかな?それともまだ先があるのか…