｢降り止まない雨｣

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｢あの頃の私へ｣

10年後、別グループのクラスメイトとママ友になってるぞ

しかも偶然で子供の月齢、人数、性別が被る
お互い地元に戻ってる上に専業主婦をしてる
必然的に週に何度も会うレベルで仲良くなるぞ

さあ、誰だと思う？
それは秘密よ

｢また明日｣

きっと明日の私がやってくれるわ

それくらいの気持ちで、今日はおやすみ

｢透明｣

お風呂にいくために服を全部脱いで、すりガラスにお尻をこすりつけて踊っている2歳児を、ガラス一枚隔てて見てしまったとき

なんか元気でた

｢理想のあなた｣

｢一目惚れです！｣
最初は驚いたが、そうだとすると今までの神出鬼没な彼の行動も辻褄が合う。一目惚れとは…？と疑問には思ったが、悪い話では無かったのでとりあえずお付き合いしてみる事にした

私は彼の理想に近いという事だろうか。出会ったばかりでお互いの事全然知らないのに？という事は見た目か？
じゃあ私の性格を知ったら、どうなるんだ…？
なんだか突然怖くなった


結局その悩みは杞憂だった。彼の理想とまではいかなくても、許容範囲であれたら良いのだ。誠実に向き合っていたら彼も誠実に返してくれた
一目惚れというのも、外見というよりは所作や雰囲気に惹かれたらしい。これなら安心して歳をとれる
これからも末永くよろしくね