靴下をしっかりと履き、防寒をして
小さな民宿で眠る
日の出前に起き、さらに防寒をして出発
湖を上から眺められる高台へ
すごく寒いけど、日の出を待つ
待つ待つ待つ
カイロとこれから見る光景への期待だけで
寒さを耐える
日の出が近くなる
少しずつ聞こえてくる声
見えてくる姿
どのくらいいるんだろう
湖には数えきれない程浮かんでいる小さな影
わくわく…
…そして日の出と共に一斉に飛び立つ
何がすごいのかわからない
何千羽もの鳥が目の前で一斉に飛び立つ
迫力がある
こんなにも沢山いるのか
これが自然か
自分の世界とは、かけ離れた世界がここにはある
かけ離れてるのに目の前にある
それがすごい
#15 日の出
明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
新年は心機一転
1月1日から挨拶回りで大忙し
のんびり家族で食卓を囲み
和気あいあいと過ごす
時々悲しいことも振り返る
不思議な時間
今年も良い年になりますように
#14 新年
あっという間だけど濃い
大きな変化もあった
久しぶりの友人から連絡をもらえたことが
最後の最後ですごく嬉しかった出来事
ふと電車の中を見渡すと
人は結構沢山いて
会話をしたりスマホを見ていたり
何気ない日常の風景に見えるけど
今年は明日で終わり
みんな何を考えているんだろう
#13 1年間を振り返る
大空を飛ぶ鳥たちをみる
何もないと思っていた空間でも
飛び心地の良い場所と悪い場所がありそうだ
風がすごく強い日は鳥たちは空を飛べない
飛ぶにはエネルギーも必要だ
この大空に翼を広げ飛んでいくのは自由じゃない
ちゃんと目的がある
#12 大空
満員電車はみんな無口
言葉がないから、体で押されて流されて
降りる人、動かない人
全員が自由です
自転車も無口
ベルを鳴らせば、歩く人は自然と避けてゆく
そのチリンチリンは「すみません、通ります」
という意味ですね
満員電車に乗ると考える
本当はみんながみんな冷たい人ではない
仕事に行く人、帰る人
焦ってる人、疲れてる人
こんなにみんな頑張っている
自分のことを考えている
スマホを見てる
人が多くて大変だけど
ほんの少しだけ顔をあげると
少し気持ちに余裕を持てます
心の中に癒しのベルを持ってたら
#11 ベルの音