罪のない動物
「ニンゲン」によって連れてこられ
悪者となってしまった
自分の役目は命を奪うことではないが、
悪者となった動物を捕まえ、
「それを行う」人たちに渡すことだった
捕まえてから命を奪うまで
どう頑張っても、怖がらせ、苦しめてしまうが、
それを少しでも小さく軽くするのが役目だった
そのことの重大さにさっき気がついたのだ
頭のどこかではずっとわかっていた
でも自分の甘さのせいで犠牲になった子がいた
本当にごめんなさい。
…
全ては「ニンゲン」が悪い
捕まった時点で、そうなる運命だったんだ
今日は暑すぎた
自分もぼーっとしていた
他の人も何も言わなかった…
言い訳はいくらでもある
自分のせいだとは思いたくないという気持ち
その気持ちが「ニンゲン」を作る
そうはなりたくない
…
人間はたくさんの命と向き合って生きている
だから、たった一つのなくなる運命だった命一つのことを深刻に考えてたらキリがないと思う人もいるかもしれない
でも自分は今日、その子と向かい合ったんだ
その子のおかげで、これから出会う子達とは、もっと真摯にできる限りの敬意を持って向き合えるだろう
…
可愛い、綺麗、美しい、自然や動物には魅力的なものがたくさんある
私もそれに魅了された一人だ
でもその裏、奥の奥まで考えなければ、本当に向き合うことはできないのだろう
その苦しみのほんの断片に少しだけ触れた気がした
「ニンゲン」がもたらした苦しみに、もっと目を向けてもらうことも伝えていくべきだ
…
それでも私の生活は何事もなかったように続く
私は生きていく
ただ生きるのではなく、考えて考えて考えるんだ
#35 届かないのに
何かを発信したい
でも何を発信すればいいかわからない
毎日オリジナルのものを投稿するって難しいよね
そんなことができるのか
誰かにすごいと言ってもらえること
感動してもらえるものが
自分にはあるのか
周りからは
他人に興味がなさそうと思われていそうだけど
実は承認欲求が強いのか
「変わりたい」
そんなことを考えながら
コーヒー牛乳を飲んだ
#34 マグカップ
「明日こそは!」
と思うことは多い。
生活の中で反省することは色々ある。
「本当はこうした方がいいよな」
「この習慣は良くないよな」
でもなぜかそれらは“今日” になると
またリセットされてしまう。
自分の無限の可能性を感じる言葉
“明日”
なんで?
#33 昨日と違う私
×違う→⚪︎同じ
目の前が真っ暗になり、息ができないような感覚。
普段は健康。本当に時々。
熱中症なのか貧血なのか。
その時が一番酸素を感じる時だ。
普段の「当たり前」の大切さに気がつく時。
#32 酸素
庭園を歩いた
新緑に負けない力強い晴れ姿で
優しさの中を歩いた
#31 木漏れ日