幼稚園から仲の良かった友達と疎遠になった。
来年も一緒にって約束した彼とお別れした。
友達のお母さんが亡くなった。
家族にも愛にも友情にも永遠がないことを知った。
でも間違いなくそこにあった。
永遠がないことを未だに怖いと感じてしまうけれど、
永遠がないからこそ大切で、幸せなんだと思う。
永遠ではなくとも今、
目の前にある家族や愛や友情は本物だ。
儚くて美しいものだ。
大切に大切に生きよう。
その一つ一つの思い出に恥じないように。
美しい冬晴れの日。
でもその裏で苦しんでいる人たちがいる。
つい数日前まで2024年はどんなことをしようか、
待ちに待った正月休みだ、おせち、お年玉、
たくさんたくさん楽しみにして
たくさんたくさん生きようとしていたのに
そう思うと、被災地に知り合いすらいない遠く離れた私でも辛くて眠れなかった。
生きることがこんなにも難しくて、
命がこんなにも儚くて、
それでも乗り越えて生きていこうとしている人たちがいること。
絶対目を背けちゃいけないし、
いつかの日のために備えなきゃいけないし、
必ず教訓にしなくちゃいけない。
どんなにめでたい日でも、
どんなに楽しみにしていた日でも、
どんなに生きようとしても、
一分一秒先の命は誰にも保証されていない。
だから今を精一杯に。
綺麗事だとしても、
私は綺麗事を100%信じる。
私は言葉が好きで、大学で言葉を学んでる。
私に言葉の良さを教えてくれた憧れの人は言った。
「言葉は人に刃を向ける。でも同時に人を救う。」
今でも思い出すのは、
中学時代の恩師からもらった
「お前ならどう転んでもプラスに変えられる。」
という言葉。
そして思い出したくもない人に向けられた
「軸のないクソ人間か」
という言葉。
きっと人を寂しさや辛さに突き落とすのも言葉で、
寂しさや辛さから救うのも言葉だ。
どうか私だけは救う側の人間でいたい。
どうせ使うなら救うための言葉を使いたい。
痛みを知ったからこう思えるようになった。
誰にもあんな思いさせたくない。
忘れちゃだめ。
言葉は大切に大切に紡がなければならないものだということ。
「冬は」なんて言わないで。
ずっと春も夏も秋もこの先もずっと一緒にいようよ。
あの時の私がそう素直になっていれば変わってたの?
君のストーリーには幸せそうな君と隣に写る女の子。
その顔見たことあるよ。
私と一緒にいた時と同じ顔。
幸せなんだね、幸せでいてね。
君の好きな洋画、話合わせるために全部見たよ。
清楚系が好きな君のために服の系統も変えたよ。
君が電話派だから苦手な電話も克服したよ。
私は頑張った。でもそれでも結ばれなかった。
ならきっとそれが運命なんだね。
甘い言葉も簡単に言ってしまう君が羨ましかった。
でも「好き」だけ言わない君は嫌いだった。
去年、来年のクリスマスは一緒にって約束したから
まだ24日空けて待ってるの。
君にはもう彼女がいるのにね。最低だよね。
もうやめるから。応援するから。
だからどうかどこかで幸せでいて。生きていて。
時々自分自身の成長に寂しさを覚える。
クリスマスはサンタさんのプレゼントが
楽しみで仕方なかったのに
クリスマスを家で過ごすことに恥ずかしさを覚えたり、
雪が降ったら外に出て遊びたかったのに
電車が止まる心配をしだすようになったり、
もっと純粋に、
学校に行って、宿題をして、遊んで、ご飯を食べて、疲れてぐっすり寝る。
ただそれだけだった。
大学に行って、勉強して、バイト行って、遊んで、悩んで、自己嫌悪で寝る。
いつからこんなに自分を卑下するようになったのかな。
いつからこんなに人と比べるようになったのかな。
きっと私たちは知りすぎてしまったんだと思う。
愛は永遠じゃない。
努力は報われない。
友達も所詮は他人。
言葉と本心は違う。
こういうことがこの世界には普通にあるってことを。
そんな世界でたった1人他人じゃないのは自分だけで、
最後に自分を守れるのは自分しかいない。
そのために私たちは純粋じゃいられない。
自分のために強くなってる。