日記を最初に書き始めたのはいつだろう。思うにそれは小学校時代、同じクラスの友達と始めた交換日記。二人で交換していたから、すぐに自分の番がきた。毎日顔合わせてるのに、よくもまあ書く事あったものだ。日記帳だけでなくメモ帳に書くのも流行った。色んな柄の可愛いメモ紙にメッセージを書いて、色んな形に折って交換してた。自分達だけの暗号も作ったりして。楽しかったなぁ。
お互いにカフェが好きで、新しいカフェを見つけてはよく二人で行っていたね。
お茶やお菓子がのったテーブル越しに向かい合って、お互いの仕事の話、恋の話、色々おしゃべりしたね。気付けば何時間も長居してしまうくらい話が尽きなかった。
あれから色々あり疎遠になってしまった。今では大好きなお茶もお菓子もあるけれど、向かいの席には誰もいない。いつも心満たしてくれていた友人はもういない。
あの頃のわたし達みたいに、いつも自分と向かい合ってくれる人にまたいつか出逢えることを祈っているよ。
これ以上君に
気持ちを伝えられない事が
寂しくて切なくて
ずっと胸が痛かった
でもそれは昔の事
時が経ち
切なさも痛みも消えてしまった
今はそれが寂しい
この胸の痛みは
君を好きな証だったから
ジーンズの裾をたくし上げ、波打ち際で大きく手を振る君。空は快晴。コバルトブルーの海面から、眩しい程に真っ白な波が何度も打ち寄せる。でもやっぱり君の笑顔が一番眩しいや。
母は時々、下着のシャツを裏返しに着ていることがある。気付いてないのかなと思い母に教えたら、「あぁ、いいのいいの。次着る時反対になるから」。
どうやら脱ぐ時に裏表反対になってそのまま洗濯、そのまま着るを繰り返しているらしい。なんてズボラなんだ。まあ適当なところもあるけど、素直でおおらかで裏表のない性格が母の良いところだ。そのせいで時々ぶつかる事もあるけれど。シャツの機能性に免じて大目にみてやろう。