♯エイプリルフール
私、今日猫になるんだ。
ねね、はるか。
んー?
猫になりたいって思ったことある?
えっとー、、猫?
うん。猫
どうしたの?急に笑
いやー、なんとなく?笑
もうちなつは面白いんだからー笑
ちなつ「でもさ、猫ってなんか生きやすそうじゃない?」
はるか「んー、まぁ、確かに?」
ちなつ「自分の好きなように生きれるし、人に何か言われなくても済む。」
はるか「そうだねぇ、、」
ちなつ「"だから私、今日猫になろうと思うんだ。"」
はるか「もー、さっきから何言ってるのちなつ笑なんか今日変だよ?」
ちなつ「うーん、、」
はるか「なんかやたら教室を細かい所まで綺麗にしたり、いつもだったら必ず飲んでる牛乳だって飲んでなかった。」
ちなつ「、、、」
はるか「本当にどうしたの?」
ちなつ「まぁー、今日はそういう日なんだよ。ニマッ」
はるか「あっ、私気づいちゃった!」
ちなつ「ん?」
はるか「今日、エイプリルフールでしょ?しかも、猫って綺麗好きなイメージあるから、猫の真似してるんでしょ。」
ちなつ「……あー、そうかもね?笑」
はるか「ほんっとちなつは分かりやすいんだから〜笑笑」
ちなつ「えへへ〜笑」
はるか「って話してるうちにもう分かれ道じゃーん」
ちなつ「あ、ほんとだ。…もう別れ道。」
はるか「じゃあ、またねっ」
ちなつ「うん……ば、、」
はるか「どした?ば?」
ちなつ「あっ、ごめん。ばいばい!」
はるか「う、うん?またね〜」
千夏「…遥香、ごめ…」
そうして私達はそのまま家に帰った
そしてその翌日。
ガラガラガラ
「 おはよ…う、?」
なんで皆青ざめた顔をしているんだろう…
そういえば、ちなつは?あれ、今日は来ていない…
えー、着席してください。
実は、千夏さんが昨日、飛び降り自〇でお亡くなりになりました。
…え?
遥香、ごめん。
(少々口が悪くなるところと、長いです。それでも大丈夫な方のみ読んでください。)
♯幸せに
先生ー
「…どうやったら、幸せになれますか」
いつもやんちゃで元気な時斗(とと)は、皆の前で口を開いて言った。
…は?
俺の頭の中はごちゃごちゃになった。
なんでアイツが?
そんなはずないだろ
だって俺といるときは、いつも通りじゃねぇか
全く意味がわからない。
さっきまで喋っていた周りのみんなも、黙り込んでしまった。
だけど、先生の目を真っ直ぐ見つめる時斗の瞳から、真剣さを感じた。
しかし、流石に先生も呆然として、突っ立っていた。
そして周りがざわめきだした。
<いきなり何言ってんの?
<なんか、時斗いつもと違くな〜い?
<急にどうしたんだよあいつ
<はしゃぎすぎて壊れちゃったとか?w
そんな声が聞こえてきた。
先生も苦笑いして、次の質問ある人〜とか言って、しらんぷりした。
時斗の瞳から、少しだけ涙が出ていた。悔し涙、、ってやつ?
俺は怒りが湧いてきた。
だから、先生が口を開こうとした時、つい勢いで言ってしまったんだ
「先生!どうして辛そうにしている生徒がいるのに無視するんですか?それ、教師としてやっていいことなんですか?しかも周りの皆も!それはないですよね?皆の前で勇気出して言ったのに。目の前で泣いている生徒が居るっていうのに!」
周りの皆、先生は再び黙り込んだ。
どうしても許せなかったのだ。俺の大親友にこんなことするなんて。
それからしばらく沈黙が続き
・・
「もういいです。勝手にゴミ授業でも進めとけばいいじゃないすか。行こ、時斗。」
そう言って、俺は時斗の手をとり保健室に向かった
ガラガラガラバンッ
先生<ちょ、ちょっと、てとさん!!
<廊下>
てと「はー、まじさいてー。どうなってんだよあのクラスは。時斗、大丈夫か。」
時斗「うん、ありがとう。(涙を流す)」
てと「泣くなって。時斗らしくないぞ笑…笑って。」
時斗「うん、!笑(涙を腕でふきとる)」
てと「この時間帯は先生が居ないから、とりあえず保健室に向かおう。」
時斗「うん。でも、途中で教室抜け出してきて良かったの?僕をかばう必要なんてなかったのに。」
てと「大親友が目の前で泣いてるっつーのに、無視出来るわけないだろ。」
時斗「やっぱてとは優しいね。」
てと「にひっ(笑顔を見せる)」
時斗「えへへ(笑顔)」
<保健室>
てと「時斗、なんかあったのか?俺でよければいつでも相談乗るよ。」
時斗「ありがとう。でも、大丈夫だよ。そんな大した事でもないし…」
てと「いやいや、絶対大丈夫じゃないだろ。じゃなきゃ皆の前であんな事言わないって。」
時斗「んー、確かにね、、笑」
てと「だからさ。教えて。」
時斗「……実は僕、医者からあと余命1年って言われてるんだ…」
てと「…は、?」
時斗の言ったことが信じれなかった。
そのまま俺は、あまりのショックでしばらくの間、何も言えなかった。
時斗「ご、ごめんね。やっぱ言わなかった方が良かったかな。」
てと「…ばか、、」
時斗「え、?」
てと「ばか、!」
思わず俺は、泣き出してしまった。
時斗に泣くなって言ったのは俺なのに。情けないな
時斗「…、、」
てと「なぁ、時斗。」
時斗「何、?」
てと「気づけなくて、ごめんな」
時斗「てと、、」
_残りの人生。絶対に俺が幸せにしてやる。(時斗を抱きしめる)
/何気ないふり
人は演じないと愛されないんだ。
だが、その代償に自分のことが愛せなくなってしまう。
なんて残酷な世界なんだろうね。
そして気づいたらもう無意識にやっている。
だってそうしなきゃ生きていけないんだもの。
つまり、君も僕も"何気ないふり"をしてるってこと。
_意外と、気づいてないだけで身近にいるんだよね。そういう人って。
本当はもっと自分らしく生きたい。
愛されたい。
お願いだから気づいて。
でも、"ソレ"をしないと愛してもらえない。
そう思ってるから。
気づいたから。
…そうするしかないんだ。
だから、少しでもいい。そういう人達を気にかけてほしいんだ。
そういう人が身近にいるということを知っていてほしい。
ここまで読んでる君だって、そうなんでしょ。
たった一声でも、それがその人にとっての救いになるんだよ。
ねぇ、お願いだから気づいてあげて。
ハッピーエンド
「生きる意味を見つけることです。」
本当はもっともっとやりたいことがあるし
自分の思い通りになってほしい
でもそんなこと言ったらわがままですよね
だから今はこう言っときます
寂しくなります
戻りたくなっちゃいます
もっと
もっと
_でも今更遅いんです
ごめんなさい。
貴方の事がアイおしくなります
気が狂いそうです
もうやめて
もうやめて
、、よく見るとあなたの目は私にそっくりの色ね…
_そんなに見つめられると