最近僕が少し気になっている子は、一年中長袖を着ている。噂では刺青が彫ってあるとか……
ある日、2人1組になる時があったので僕はあの子と組んだ。
思い切って聞いてみた 「なんで一年中長袖なの?」
こう返ってきた「気になるんだったら見せてあげてもいいよ」
僕はびっくりした「いいの?」
「特別に」
彼女は微笑みながら特別と言ってくれた。
これは2人だけの秘密の隠し事。
「僕以外には見せないでほしい」
「分かってる。約束だからね」
お題 「半袖」
「月に願い事?」
「そう。きみはどんな願い事をするのかと思って。」
「でも願い事って内緒にしないと叶わないって言うよね」
「僕はね、きみとこれから先ずっと添い遂げたいって願ったよ。」
「え……?」
「叶うと思う?」
「…っ絶対叶うよ!」
「そっか、、」
「私も、私もね、あなたと同じだよ。」
「手、繋いで帰る?」
「うん!」
題 『月に願いを 』
雨宿りしている時、僕は思う。
まだ君と一緒に居たい。
君をもっと見ていたい。
君の事がもっと知りたい。
まだまだ喋り足りない。
この雨が降り止まなければいいのに。
あの頃の私へ
小学校4年生の時、病気が発覚しましたね。
発覚するずっと前から、おかしな感じはあったでしょう。
1日に結構な回数で数分間の記憶が無いなと思いませんでしたか?
それを早く親に言いなさい。
授業中に倒れて、けいれん発作を起こしますよ。
保健室に運ばれて熱中症と言われたけど、病院で詳しく調べたら、「てんかん」という病気だと言われます。
薬で発作は止めれるけど、治りはしません。
17歳の今、薬はまだ飲み続けています。
何回か倒れてしまう時があります。
病気の事と、学校の事で死にたいと思う時もあります。
でも生きてください。
これから先、楽しい事もたくさんあります。
だから頑張って生きてね。
逃れられない
あなたが私を求めるのなら…