ことばが
とどいて
かんがえて
つたえて
ふりかえって
かんがえるまもなく
きみは
ぼくのてをひいた
きみはやさしく
まっていてくれる
すぐはなせないでいる
ぼくのことを
それでいてつよく
うごかしてくれる
すぐうごけないでいる
ぼくのことを
もうまたないでいっていいよと
もうしわけなくおもっても
また、そでをひいてしまっている
めを、はなせないでいる
何かが溢れている間は
その何かを理解できないものなの
身を裂く
音と痛みと呼吸が
ただ
そこにあるだけで
何かが溢れる前には
きっともう戻れなくなっている
1度だけ
教えて求めて繋がって
まだ
終わっていたくないと
なにもなかった
溢れて始めて私は
私の中を知る
人は終わりを求めている
ずっと、開放されるために自分を縛っている
子供の頃、何故か急に死が怖くなったのに
今は、終わりを求めている
死にたいわけじゃない
きっと、縛らなきゃいけない理由もある
大人になって、終わりはないと知った
美しくしたいのかもしれない
すべてが終わって額縁に入って、
よかったといえることを期待してるのかもしれない
わたしが額縁に入る時
あなたに飾って欲しい
あなたには
おわってほしくないから
伝えたい思いがある
あたたかい、優しい温度があった
あなたは、どうだろう
その肌の内側にあるのは
どんなあなたなのだろうか
あなたの前の「普段」の私には
自分でも気が付かない私がいた
あなたの前では
少し重たい荷物も
そのままにしておくことができた
知られたくないわたしがいる
醜く黒く、尖ったわたし
あなたがこの汚れに気がついたら、
優しく手を差し伸べられでもしたらそれは
あっという間に広がって
その純白を染めそうで
伝えたいという思いだった
支えたいという思いだった
あなたの笑顔は
きっと私にではないと、
私がわたしの肩を叩く
あなたがあまりに眩しくて
今も目の奥に焼き付いてる
光の中にいることで
私の影はより浮き立つ
あなたには見えていないのだろう
あなたの光でできた影
こんなに大きくなったのに
それでもあなたは未だ輝く
あなたは私の影も包もうとしてるのか
消えたら世界がより暗くなる
そんなことを考えながら
光に近づく
何も見えなくなっていく
こわくて
あたたかい