題名「降り止まない雨」
今日はサプライズで彼氏に会いに行こうと思う。
なんてったって明日は彼氏の誕生日だからだ。
誕生日の瞬間を一緒に過ごしたいって思った。
誕生日プレゼントに彼氏の好きなタバコを1カートン買って家に向かう。ベランダに出て
今日の綺麗な星空を一緒に見ながら過ごすんだ。
計画はバッチリたてている。
なのに彼の家に行くと焦った様子で家に
入れてくれない。中をのぞき込むと女物の靴。
よく見てみると女性物の傘、服なども見えた。
私はその場で別れを告げてその場を離れる。
私は吸わないと約束した彼のタバコに火をつけた。
でもすぐ雨に消されてしまう。何度も何度も
つけたけど、何度も水で消されてしまった。
題名「あの頃の私へ」
元気ですか?今私は幸せです。お友達にも恵まれて、
楽しいこともいっぱいです。辛いことがあっても
簡単に乗り越えれるような幸せを持っています。
今私は入院しているけど、お友達は泣きながらも
お見舞いに来てくれます。医者の皆さんも私を
励ましてくれます。本当に幸せです。
幸せになれるので、取り返しのつかない行動を
起こすのは本当にやめて欲しかったな。
題名「逃れられない」
俺は嫌いなサッカーを無理やりやらされていた。
母さんが高い靴買って来て、「やれ!」
そう言われたから。正直やりたくもなかった。
そして俺はサッカーをしている時に足の骨を
おってしまった。すると母さんは慌てて
「これじゃあサッカー出来ないじゃない、!!」
そう言って入っていたサッカー部を辞めさせられた。
できない理由を作れば辞めれるのか。
それから俺はなにかをやさられるたびに
そういう理由を作ってやめてきた。
最近、中学で虐められている。
だから学校を辞めたかった。休みたかった。
ストレスも溜まり、限界が来て母さんに伝えた。
それでも母さんは「気持ちの問題でしょ〜?
ほら早く行きなさい!」と言う。
目に見えない傷じゃないと母さんは
許してくれなかった。
この自分の苦しい気持ちからはもう逃れられない。
題名「また明日」
みんなは明日自分が死ぬのが確定していたら
どんなふうに過ごす?
私だったら全財産のお金使って遊んじゃうと思うし、
カラオケ行って遊び尽くしちゃうかもしれないな〜。
本当はもっとすっごい事やるつもりだけど、
明日死ぬわけじゃないからここでは言わないでおく。
本当に自分の本当の性格を出せるのは追い詰められた時、どうにもならなくなった時だと私は思う。
そう思っている私はまだ自分の性格をさらけだすことは出来ないだろう。
じゃあまた明日。
題名「透明」
私は透明なものが好きだ。
なんにでも染めれる、その場に合う透明が好きだ。
何も害のない、私たちに見えないそれは
私生活に溶け込む。
人間にはないその透明の個性が私は羨ましい。