逃れられない


どんなに忘れたくても
どんなに消してしまいたくても
無かったことにはならず

鎖で縛られ
闇の渦に飲み込まれ

この過去からは
この苦しみからは
きっと
永遠に
逃れることはできないのだ

また明日


ちょっと寂しい別れ際
そう言えるのは
幸せなこと

明日が必ず来るとは
限らないから

まるで祈るように
その言葉を口にする

小さな約束を

透明


見えないもの
そこにあるかもわからない
何の色も持たない
そこに浸透し
何も無いようで
きっと
そこにあるもの

理想のあなた


人それぞれ
理想ってあるけど
理想通りの人って
なかなか居ない
完璧な人が居ないように

理想通りって
実は面白味がないのかも

結局は
あなたが理想になるのかな

突然の別れ


いつも思う
最後に会ったのはいつだっただろう
最後に何を話したんだっけ
会ったばかりだったのに
何で気付なかったんだろう
最期に何を伝えたかったんだろう

いつも後悔している気がする
なんて私は愚かなのか

どんな別れも
いつも突然