ススキ

ふと見ると
隠れられるほど伸び
風に揺れる様を見て感じる
ああ、秋だ、と

奇跡をもう一度


君に出会えた事はきっと奇跡だったんだ
出会えなければ今の自分はいない
もう一度君に会うことが出来たなら
そう願わずにはいられない
君はどうしてるだろうか
君ももう一度会いたいと思ってくれるだろうか
君に会いたい

たそがれ


だんだんと暮れていき
燃えるような夕焼けともお別れし
皆ともお別れをして
帰宅の途につくからか
なぜか少し寂しく感じる
寂しさが苦手なので
少し音楽のボリュームを上げる

きっと明日も


きっと明日も同じ
今日と変わらない日々が続く
そう思っていた
でも二度と同じ日は来ないのだ
もう二度と

空が泣く


冷たい雨が降る
まるで君が泣いてるようで
まるで君がいなくなったこの世界を
悲しんでいるようで
この冷たさと
どんよりとした空が
私の心も重くする
きっと悲しみが
天にまで届いているんだね