【ずっと隣で】
可愛くて美人で、責任感があって人気者の彼女。
そんな彼女と他の人よりも、少し仲が良いと思っている。
ある日、元児童会会長の彼女と児童会室に行った。
そこでは黒板に絵を一緒に描いていた。
完璧に見える彼女が、自分にしか見せないような
どこか抜けてる性格に自分は見惚れていた。
二人しかいない児童会室。静かな時間だった。
でも、その時間が自分という存在を知れた時間だった。
【たった一つの希望】
卒業すると、新しい生活・学校が待っている。
環境だけでなく、人だって変わってしまう。
新しい人とまた一から友達作り。
違うところに行ってしまう友達が増えた。
だから、いつまでも願っている。
「君だけは変わらないで」と。
【遠くの街へ】
時々、この世から消えたくなる。
死にたいわけではない。ただ一瞬、姿を消したいだけ。
一人で遠くの街へ行くのは、気持ちが軽いが少し寂しい。
だから、一番隣にいてくれた友達と遠くの街へ行きたい。
生きづらすぎて泣く。
【現実逃避】
恋人がいるのに、他の人を好きになってしまった。
今の恋人は・口が悪い
・寝坊して遅刻当たり前
・勉強しない
・忘れ物多い
好きな人は・字が綺麗
・勉強できて運動できる
・忘れ物しない
・好かれている
なんでこんなに、真逆なんだろ。
【お気に入り】
お気に入りの香りはいつも君の元からだった。
この香り、柔軟剤なのか香水なのかはわからない。
僕は君からするその香りが大好きでお気に入りだった。
でも、その香りは君の彼女のものだったこと知った今。
絶望や嫉妬、悲しみや苦しみでいっぱいだった。
僕のお気に入りの香りは、君の彼女の香りだった。
とでも言うのだろうか。