『太陽のような』
「元始、女性は実に太陽であった。真正の人であった。
今、女性は月である。
他に依って生き、他の光によって輝く病人のような青白い顔の月である。
私どもは、かくされてしまった。
我が太陽を、今や取り戻さなければならぬ。」
昔も今も
女性が男社会で生きていくのは難しい
男尊女卑 性的差別
時代は変われど
女性が活躍するのは
まだまだ厳しい側面もある
異次元の少子化対策
産みの苦しみも知らず
やれるもんならやってみろと思う
虐待 子殺し
母親が母性を忘れ
あるいは
母性を知らず 母親になり
太陽のような笑顔から
いつしか人の心まで
どこかに置き去りにしてしまう
恋愛も結婚も出産子育てすら
望まない人 望めない人
女性は実に太陽であった時代は
はるかに遠く
我が太陽なるものを
取り戻せる時代は来るのだろうか?
『0からの』
ドン底から
裸一貫 再出発
とか聞くと
まさに0からのスタートって感じ
でも本当は マイナスからのスタート
ってことの方が多い気がする
今どき このご時世
借金返済に追われてたり
更に 物価高騰
毎日 家計は火の車
限られた収入の中で
赤字をどうやって補えばいいのさ
なんて ぼやきたくもなる
あれ? 何の話してたんだっけ?
『同情』
同情とは
他人の身の上になって その感情をともにすること 特に他人のの不幸や苦悩を自分のことのように思いやっていたわること
親身になって自分のことのようにって
難しい
自分の経験してきてないことを
自分のことのように
相手の立場になってなんて
想像も出来ない
だから言葉は難しい
誰でも ねぎらわれたい
寄り添って欲しい
そんな風に思うこともある
でも ほんの少し言葉のニュアンスが
違うだけで
見下されたと 捉えられ
誤解されることもある
人間の感情は
時に複雑で 繊細で
とかく厄介だ…
『枯葉』
冬の去り行く足音を聞き
新しい芽吹きの声に耳すませ
春の風に誘われて
花咲く季節を過ぎ
夏の暑さを木陰でしのぎ
木の葉色づき初める頃
時の移り変わりとは
人も自然も みな同じ
命が命を繋いでいく
老いて散りゆく身なれども
我が人生に悔いなしと
木枯らし吹くのに身を委ね
散りゆく命の潔さ
『今日にさようなら』
子供の頃
「今日の日はさようなら」
という歌を合唱したような気がする
今日の日はさようなら~
また会う日まで~
今日のさようならは
また会う日までの約束
また明日ね~ バイバ~イ
みたいな軽いものではなく
いつか また
ここで会おうとか
いつか また
ここに来られるように頑張ろう
みたいな…
そんな大切な約束したような
気持ちになる
いいことも悪いこともあったけど
無事に今日を生き抜いた私に
ありがとう お疲れ様
そして
明日の私に会うために
さようなら