NoName

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7/25/2025, 5:01:04 AM

あなたを心から愛して
楽しんで頑張って尽くしていた
あの頃のあたしが
可哀想で馬鹿みたいでむかつく

5/24/2025, 5:28:33 PM


夢中で歌い出す君に
私の声は届かない
ご機嫌なメロディには
言葉じゃ昇華しきれない
歌じゃなきゃ現せない
感情や空想が乗っているらしい
君の世界のカケラを聴いては
君の気持ちを想像するよ
ただ健やかであればいい
安心と幸福で満ちればいい






5/21/2025, 2:08:27 PM

最悪の気分で歩く帰り道
ぐしゃぐしゃの顔に服はぼろぼろ
晩夏の早朝は風が冷たく
手足のすり傷にしみた

こんな事を飽きもせずに何度繰り返すのか
馬鹿な自分に嫌気が差す
ああ、わかってるよ悪いのは全部自分

家まで後少しのところ
明るさを増す空に顔を上げると
茜と青、鱗状のグラデーション
1分1秒変化する空の美しさに目を奪われて足を止めた

こんな空前にも見たな
懐かしい声が聞こえた気がした
乾いた涙の跡をなぞるようにまた流れた
拭って誤魔化すように歩き出す

戻れない日々に思いを馳せたって
あの頃のあいつはもういないというのに

ドアを開けシャワーを浴びると
髪も乾かさずにベッドに寝転んだ

もうやめてしまおうか
もう全部捨ててしまおう
明日目が覚めても今度こそは
この決心が揺らがないように
そう強く想った



5/21/2025, 8:52:12 AM

あなたの心はふわふわと優しく魅力的で
手を伸ばしてみるけど
触れたそばから消えていく
こんなに近くに見えるのに、
すうっと空に溶けて 掴めない 

9/7/2024, 9:40:04 AM


うたた寝から覚めた夕方5時
田舎町に鳴り響く童謡
ああそうだここは実家だ
仕事も人間関係も何もかも嫌になって逃げ帰って
今日でもう1週間がたつ。
何も言わずに毎日温かいご飯をくれる祖母に
少し後ろめたさと居心地の悪さを感じ始めた。
いつまでも途方に暮れては居られないなぁ
そう感じられる程には身も心も元気を蓄えられた。
台風が過ぎ、さらさらと心地の良い風が吹いた。
さあ前に進もう。
私の人生、転んだってまだまだ序章だ。

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