NoName

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9/7/2024, 9:40:04 AM


うたた寝から覚めた夕方5時
田舎町に鳴り響く童謡
ああそうだここは実家だ
仕事も人間関係も何もかも嫌になって逃げ帰って
今日でもう1週間がたつ。
何も言わずに毎日温かいご飯をくれる祖母に
少し後ろめたさと居心地の悪さを感じ始めた。
いつまでも途方に暮れては居られないなぁ
そう感じられる程には身も心も元気を蓄えられた。
台風が過ぎ、さらさらと心地の良い風が吹いた。
さあ前に進もう。
私の人生、転んだってまだまだ序章だ。

6/29/2024, 3:31:43 PM

私の大好きな空。
ちいさな命をこの身に抱えていたあのときも
たくさんの空を切り抜いた。
澄んだ空、あかい空、遠い空、猛々しい空、
どんな空も美しく私を魅了した。
世界でいちばん愛おしい君には
私の宝物の名前をつけたよ。
いつかきみの名前の意味を教えたい。

いつか空から君を見下ろす時、
君が寂しくならないようにね。

6/26/2024, 12:13:02 PM

大好きだったけど
もう今まで通りではいられないと
わかったからさよならしたんだよ
なにも言わずに去ったのは
君を信じられなかったわたしの弱さだね
君を許せなかったわたしの狡さだね

あの日から変わっていく君をみて
心を黒く染めた感情は巡る日々と共に薄れて
彼の隣で笑う君の笑顔を喜べるくらいにはなったよ

6/7/2024, 3:35:40 PM

世界の終わりに君と
歌を歌いたいなあ

6/1/2024, 11:11:23 PM

森の中の小さな神社
朽ちた軒から滴る雨粒
ふたり座って雨宿り
草葉から覗く沢蟹

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