もしあの出来事が無ければ
最年長はあの日を迎えることができた
イベントを開催することができた
学生は2年間を満喫することが可能だった
肌はぼろぼろにならずに済んだ
自分を一から変えることは出来なかった
心から笑える日は来なかった
今のみんなに出会うことは出来てなかった
【世界に一つだけ】
「へー、筋トレ始めたんだー」
愛嬌だけじゃ祖父母を繋ぎ止められなかった
「自分を傷つけないで」
そこしか逃げ場が見つけられなかった
「頭良いアピールすんなよ」
頭が良い?なわけない。
何もしなかったら赤点はとるし
今頑張ってるから1位取れてんの
【私の日記帳】
虹が丸くなっている
【空模様】
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逃げた。
ひたすら家族から逃げた。
階段から飛び降りたりもした
でも最終的に捕まって
壁に顔を向けてすがり泣いていた
次の日学校に行った。
大好きだった友達に冷たい目で
「もういい?」って言われた
急いで廊下に並んでた椅子を数人で片した
事務室に入りイベント会議が行われた
推しに挟まれて椅子に座っていた。
でも、、
推しはすごく嫌いな人に似て作られてしまってた
結局もう1人の推しと沢山話して終わった
【夢の話】
引き寄せられて
そのまま海に帰ってしまいたい
そう思う。
【夜の海】
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伯父と祖父が喧嘩をした。
相当な喧嘩だった。
ほんの小さな事の積み重ね
忍耐袋が切れたのだ。
従姉妹たちを避難させた。
きっとここにいてはだめだ。
この子達のトラウマにも繋がる
仲介に入った母に被害が及んで
同じく父が投げ飛ばされた
私の中でなにかが溢れた
「やめてよ!!なんで、?、違うじゃんか!」
昔のトラウマでパニックになった。
従姉妹が抱き締めてくれた
「大丈夫だよ、大丈夫だから、」
年下なのに、この子は私よりもずっと
凄かった、
自分の無力さに腹が立った
筋肉もない細い体、弱虫
【どうしたらよかったのかな】
この日を忘れない
それまでの過程が大事なんだからさ
1歩踏み出してみよ
大丈夫だよ
失敗していいんだよ
そんなに思いつめないで
【上手くいかなくたっていい】