1/30/2023, 6:36:55 PM
数回しか話したことのない彼女に、告白するのはなんたがおかしい気がして、溢れそうになる好意を抑えつつ「おはよう」と言うことしかできない。
1/29/2023, 1:54:48 PM
私の腕の中で赤子はすやすやと寝息を立てている。
「この子が幸せに生きてほしい」と願う気持ちが、愛なのだと知った。
1/29/2023, 3:47:48 AM
彼女は狼のような人だ。
歓楽街で蠢く男達から金を吸い上げている。
今日も彼女は街の闇夜に消えていく。
1/27/2023, 6:43:14 PM
「ほら、もう泣かないで」
寒空の中、彼が私の好きなケーキを買ってきてくれた。
口いっぱいに広がる甘さと、彼の優しさが、傷んだ心を温かく包み込んでくれた。
1/26/2023, 8:57:56 PM
見上げた空は吸い込まれそうなほど黒く、高層ビルからの光が、星のかわりに輝いていた。
帰宅途中の私が息を漏らすと、白くなった吐息が空に吸い込まれていった。