キャンドルと言えば。
今で言うハンドメイド全般が趣味の私の母は、カラフルなクレヨンを蝋に溶かし、好みのグラスに移し固めて、上手に何色何層のキャンドルを作っていた。
流行りのものや興味の湧くものを、手広くやってみたいという精神は、娘の私に受け継がれた。
もうひとつ、キャンドルと言えば。
まだ娘たちが幼かった頃の話。
次女がバースデーケーキのろうそくを吹き消そうとしたら、長女がふっと消してしまったことがあった。
悪気は無く、ついつられてやってしまったみたいで。
あれは笑ったなぁ。
〜キャンドル〜
「たくさんの想い出をありがとう」
今ならそう伝えたい。
空が晴れてるだけで「いい気持ちだね」と言い合ったり、雨が続けば「雨の日も悪くないね」と語り合ったり。
四季折々の話題に事欠くことのなかった貴方とのお喋りこそ、きらきらとした宝物。
これからも時々心の奥から取り出して大切にしたいな。
「想い出と断言できるくらいには
なってしまったあなたとの日々」
〜たくさんの想い出〜
冬になったら、とはあんまり思わない。
夏になったら、も。
秋になったら、なんて思ったことないかも。
だけど、春になったら、は毎年思う!
ほんとに待ち遠しい。
ああ、これから向かうのは、冬。
あーあ。
と、思っていたら、昨夜は冬本番の訪れを知らしめる雷鳴轟く「鰤起し」が!!
あー、もう、いやんなっちゃう。
冬になったら、鰤起し。
〜冬になったら〜
はなればなれって求め合う者同士が、突然他者や物理的なことによって引き離された寂しい状態のことだと思う。
別れを告げて納得のうえで会えなくなった者同士は、はなればなれとは言わない。
寂しいけれど。
〜はなればなれ〜
子猫!!
可愛すぎて思考が止まる
手のひらサイズの無自覚な媚び
好奇心いっぱいのまんまるな目
パーすると意外と大きな手
「大あくびすればひっくり返るほど
軽くてか弱い君が愛しい」
〜子猫〜